ミツバチで赤坂を盛り上げるTBS

 環境指標生物であるミツバチが自由に空を飛ぶ地域は、花と緑が豊かで環境汚染のない場所だといわれる。ミツバチたちが花から花へ繋げるように、地元赤坂の商店、企業、住人を繋ぎ、皆さんを応援しようというのが、「みつばちあ~赤坂Bee Townプロジェクト」。「みつばちあ」とは、ミツバチとチア(元気にする)を合わせた造語で、「ミツバチで赤坂を、日本を元気にしたい」という思いから命名された。まさに都会のど真ん中にあるCSR(企業の社会的責任)・環境活動。
 2011年4月、赤坂まちづくり代表会議とTBSテレビが、日本養蜂はちみつ協会(現 日本養蜂協会)などの協力を得て、TBS放送センター8階の低層階屋上に巣箱を設置し、約8万匹のミツバチを迎えた。ミツバチたちは地元ボランティアグループ「チームみつばちあ」とTBSのCSR推進部スタッフの手で飼育された。
 ミツバチの生態を知るための「みつばち体験学習ツアー」は、地元の小・中学生や高齢者グループ、障がいのある方々、東北の被災地から避難されている方々など、様々な参加者を受け入れている。採取された「赤坂ハチミツ」は、桜や柑橘系など、その時々の花の香りが漂う甘さで、各種イベントなどでも好評だ。
 この「みつばちあ」は昨年11月、「国連生物多様性の10年日本委員会」から「生物多様性アクション大賞」において表彰を受けた。テレビ・ラジオ番組でもたびたび紹介され、話題を呼んでいる。ミツバチと人による環境に優しい街づくりが、4年目の夏を迎える。

『経済広報』(2014年6月号)
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