大和ハウス工業の出張授業「D'sスクール」

 「社会と向き合い要請に応えることも企業の役割」と考える大和ハウス工業では、2006年より地域社会の持続的発展に貢献すべく、「地域共生活動」を全国の拠点で積極的に行っている。特に近年では、「豊かでサステナブルな社会の構築には未来を担う子どもたちの教育が重要」と捉え、「次世代育成」に関する活動を充実させている。
 小学校高学年を対象sとした出張授業「D'sスクール」では、主に「快適な住まいとは」をテーマに、ハウスメーカーとして培ったノウハウを交えながら、夏に涼しく住まうコツ・冬に暖かく住まうコツ、居室の採光計画や通風計画について、住宅のペーパークラフトを通して学んでもらう。また、太陽光発電システムや家庭用リチウムイオン蓄電池、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)を用いた環境配慮型住宅の説明を通じ、深刻化する環境問題やエネルギー問題への対応の必要性を伝えている。
 2014年からは、東日本大震災以降に全国で強まった防災教育に対する要請に応え、安全・安心な住まいを提供する企業として、「減災」をテーマとした新たな授業プログラムを開始。地震発生時の初動や災害時避難場所の標識に関するクイズ、建築物の耐震構造について学べる実習キットなどを用いて、「自助・共助・公助」による自然災害への備えについて教えている。
 また、住宅建築にとどまらない多彩な事業領域を生かすことで、上記以外の授業や職場体験受け入れの要請にも応えることができ、地域社会の持続的発展に寄与している。

『経済広報』(2015年3月号)
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