消費者との相互理解促進生命保険協会の取り組み

 これまで生命保険協会は、「消費者の声事務局」による公聴機能の拡充、金融機関ADR(裁判外紛争解決手続)としての裁定審査会の運営など、お客さまの立場に立った経営改善を進めることで態勢強化を図ってきた。引き続きこうした態勢強化に努めつつも、今後はさらに、能動的に消費者への働きかけを強め、相互理解を促進するための取り組みを推進することで、一層高いレベルでの信頼構築につなげていきたい。
 具体事業としては、行政をはじめとした消費者教育の機運の高まりに着目した。生命保険に関する啓発活動は、生命保険文化センターを中心に行っているが、今般、既存の取り組みの領域(中学生~社会人)と併せて、切れ目なく全世代に対応する枠組みを同センターと連携しつつ構築することとした。
 具体的には、消費者行政が消費者教育の対象とするライフステージ(幼児期~高齢者)を前提とし、(1)従来の取り組みを拡充する余地がある高齢者層に対して情報冊子を提供するとともに、(2)子ども層(幼児・小学生)には「ちびまる子ちゃん」を起用した物語仕立ての教育用DVDを作成し、全国の小学校・公立図書館等に提供する(本年3月完成予定)。

『経済広報』(2014年3月号)
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