東芝未来科学館の科学技術教育支援活動

 東芝の東芝未来科学館では、「科学技術教育への貢献」を重要なミッションのひとつとしており、子どもたちが科学に興味を持ち、少しでもその神髄に触れられるよう、多くの科学実験教室や工作教室、イベントなどを企画、実施している。
 当館の設立は1961年で、昨年1月に、JR川崎駅前に移転し、リニューアルオープンした。移転後は、日・祝日も開館日としたことに加え、近隣施設とのコラボレーションイベントを多数実施したこともあり、来館者が増加、この1年間に開催した約500回の科学実験教室および工作教室には、約1万4000人が参加した。また、毎年会員を募集し活動する「川崎さいわい少年少女発明クラブ」では、今年度23名が、当社技術に関連したオリジナルワークショップや工場見学などのプログラムに取り組んでいる。「からくり儀右衛門」と呼ばれた当社創業者・田中久重にちなんで開設した「江戸時代のものづくり講座」では、からくり人形を分解し、再び組み立てるという作業を通じて動力と制御の仕組みを学んでもらうとともに、先端技術への理解を深めてもらう目的で、普段見ることのできない電気機関車製造現場やエレベーター工場の見学も実施している。
 このような当館の科学技術教育支援活動には、100人以上の従業員ボランティアと共に、多数の科学教育関連団体、大学の方々にご協力いただいている。引き続きこれらの方々のご支援も得ながら、活動のさらなる充実を図っていきたい。

『経済広報』(2015年2月号)
pagetop