『経済広報』(2012年5月号)掲載
企業・団体のCSR活動
ヤクルトの「愛の訪問活動」
(株)ヤクルト本社
写真 ■お問い合わせ先
広報室
TEL:03-3574-8920 
■HP
http://www.yakult.co.jp/environment/contribution/region.html
 「愛の訪問活動」は、ヤクルトレディが商品をお届けしながら、独り暮らしのお年寄りの安否を確認したり話し相手になるという、ヤクルト本社と全国のヤクルト販売会社が40年にわたり取り組んできた、息の長い社会貢献活動だ。
 この活動は、1972(昭和47)年に福島県郡山市のヤクルトレディが、自分の担当地域で誰にも看取られずに亡くなった独り暮らしのお年寄りの話に胸を痛め、同じように独り暮らしをしているお年寄りに、自費でヤクルトを届けたことから始まった。これに販売会社や地域の民生委員などが共鳴し、さらには自治体も動かして、「愛の訪問活動」として全国に活動の輪が広がっていった。安否の確認が取れない場合は、近所に確認したり、市役所などに連絡する。昨年3月現在、全国148の自治体から要請を受け、約3650人のヤクルトレディが4万6000人を超えるお年寄りのお宅を訪問している。また、毎年9月中旬には、敬老の日のお祝いとしてメッセージカードを添えた花をプレゼントしている。
 地域の隅々にまで目が届くヤクルトレディならではの活動は、防犯の分野にも広がっている。全国80社(昨年3月時点)の販売会社で、各地の警察と連携して、地域の安全・安心のため様々な活動に取り組んでいる。
 高齢者や子どもを対象にした犯罪への注意を促すチラシの配布や、迷子や傷病人、不審者を発見した場合、警察に通報する防犯パトロールなど、ヤクルトレディは毎日の配達業務を通じて地域の安全・安心に貢献している。
 また、販売会社の営業所(センター)を、犯罪や事故、危険に遭遇した子どもの一時避難場所となる「子ども110番のお店」として活用している。
 ヤクルトグループは、良き企業市民として、今後も地域社会活動に継続して取り組んでいく。
配達時に目配りし、子どもを犯罪から守る「子ども見守り隊」
配達時に目配りし、子どもを犯罪から守る「子ども見守り隊」

(国内広報部主任研究員 小寺隆夫)
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