『経済広報』(2012年9月号)掲載
企業・団体のCSR活動
復興応援 キリン絆プロジェクト
キリンビール(株)
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■お問い合わせ先
CSR推進部

■HP
http://www.kirin.co.jp/csr/kizuna/

 「復興応援 キリン絆プロジェクト」は、お客さまと共に被災地の復興に取り組み、大切な絆を育みたいという思いを胸に、キリングループが立ち上げた東日本大震災の復興支援活動だ。2011年度から3年間で約60億円を拠出し、「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つをテーマに掲げグループ各社が一体となって展開している。
 「地域食文化・食産業の復興支援」については、食に携わる企業としてキリンビールが中心となり3年間にわたり継続的に実施していく。農業分野に向けた支援の1つが「東北『復耕』サポート」。岩手県、宮城県、福島県の津波被害などで農業機械を失った被災農家に農業機械の購入費を助成するものだ。2012年10月までに公益社団法人日本フィランソロピー協会の協力のもと、JAグループと連携して農業機械合計約330台分の購入資金5億円を助成する予定。水産業支援は、公益財団法人日本財団の協力のもと、被災3県の県魚連、漁協と連携して「養殖業の復興」を支援している。岩手県のわかめ、宮城県のかき、福島県の青のりなどで養殖設備の復旧に役立てられる予定。
 こうした活動資金は、商品の売り上げの一部、およびキリングループ各社の従業員や家族からの募金などを活用する仕組みだ。昨年度のキリンビールのプレゼントキャンペーン「今こそ!選ぼう ニッポンのうまい!2011」での商品売り上げからの応援金額は約11億円に上った。今年度も同様の応援企画「選ぼう ニッポンのうまい!2012」が9月10日からスタートする。対象商品売り上げ1本につき1円が地域食文化・食産業の復興支援に充てられる予定だ。今後は、農産物や水産物のブランド育成支援を通じた販路拡大、将来の担い手、リーダーの育成支援なども検討していくという。
 プロジェクトの取り組みの成果や進捗の詳細、収支報告は、同グループのウェブサイトで紹介されている。
牡鹿漁業協同組合にわかめ養殖・加工作業用コンテナなどを寄贈
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JA仙台に寄贈されたトラクター
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(国内広報部主任研究員 小寺隆夫)
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