『経済広報』(2013年1月号)掲載
企業・団体のCSR活動
視覚障がいのある(弱視)女性へ向けたメイクセミナー
(株)カネボウ化粧品
メイク指導の写真

■お問い合わせ先
広報 
TEL:03−6745−3150

■HP
http://www.kanebo-cosmetics.co.jp/company/newsrelease/2012.html
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 カネボウ化粧品は、2012年9月1日に、「視覚障がい者ライフサポート機構“viwa”」が主催する「視覚障がいのある(弱視)女性へ向けたメイクセミナー」に協力し、セミナーのコンテンツを提供するとともに、当日の講師を務めた。
 視覚障がい者ライフサポート機構“viwa”は、2010年に設立された、視覚に障がいのある当事者による団体だ。視覚障がいのある人やその家族、また医療関係や視覚障がい関連の従事者に向け、視覚障がいに関する「ちょっと困った」を解決するための活動を推進している。
 今回のメイクセミナーも、視覚障がい者の利便性向上に向けた取り組みの一環として企画された。メイクに興味・関心はあるものの、“自分にはできない”と諦めていたり、メイクに不安や困難を感じていたりする視覚障がいの女性は多いという。
 セミナーに先立ってカネボウ化粧品では、同社の美容研究所のスタッフが、弱視の女性にヒアリングを実施し、指の触覚を活用したメイクアップ方法を考案した。セミナー当日は、10~60歳代まで幅広い年齢層の受講者に、同社のスタッフが、スキンケアからベースメイク、ポイントメイクに至るまでをマンツーマンで指導。受講者が自分自身でメイクできるようになることを目標に、目が見えにくくても失敗せず好印象に仕上がるメイク方法をレクチャーした。
 受講者からは「このようにきちんとメイクを習ったのは初めて」「私たちでもメイクができるということを実感した」といった声が寄せられた。
 セミナーを通じて見えてきた課題もあり、今後カネボウ化粧品では、“viwa”と協働で、視覚障がい者に対応したメイクマニュアルの確立を視野に入れ、研究・検討を進めていく。
 カネボウ化粧品は、企業の「使命」として、「美しさの先に、笑顔を。」を掲げている。社会貢献の分野においても、美しさの先に笑顔が溢れる幸福な社会の実現に向け持続的な活動を推進し、「化粧」や「美容」を通じた女性のコミュニティー形成に寄与していく考えだ。

美しさの先に溢れる笑顔
美しさの先に溢れる笑顔
目が見えにくくても失敗しないメイク方法をレクチャー
目が見えにくくても失敗しないメイク方法をレクチャー

(国内広報部主任研究員 小寺隆夫)
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