『経済広報』(2013年6月号)掲載
企業・団体のCSR活動
王子の森・自然学校
王子ホールディングス(株)
間伐体験の様子
間伐体験の様子
■お問い合わせ先
総務部広報室
TEL:03−3563−4523
■HP
http://www.ojiholdings.co.jp/sustainability/
social_contribution/school/index.html

 王子グループは、日本各地に、民間企業として最大規模の19万ヘクタールに及ぶ社有林を保有している。紙の原料調達は海外での植林事業や輸入が主流となっているが、水源の確保、土砂の流出防止、生物の多様性の保全など、森林の持つ様々な環境保全機能を尊重し、国内の広大な社有林を守り続けている。
 王子グループは、この社有林を次代の担い手となる子どもたちの教育の場としても生かそうと、自然体験型環境教育プログラム「王子の森・自然学校」を開校している。(公社)日本環境教育フォーラムとの協働による企画で、小・中学生から参加者を募り、夏休み期間に2泊3日の日程で開かれる。2004年に第1回が北海道で開催されてから2012年までで8回を数え、開催場所を日光、富士、広島、宮崎へと各地の社有林に広げて、延べ600名弱の生徒に都会では得られない環境学習の機会を提供してきた。
 「森と産業と人のつながり」を楽しみながら学ぶことが自然学校のテーマ。2泊3日のキャンプの中では、製紙工場見学、植林や間伐、紙すき体験など森林の育成や活用に関連したプログラムに加えて、北海道校のツリークライミング、富士校の渓流での魚のつかみ捕り、宮崎校の海でのスノーケリングなど、各校の環境を生かした自然体験を楽しめる。
 王子グループは、少しでも多くの子どもたちに自然の大切さを知ってもらい、また、暮らしと森づくりや紙づくりとの関係について正しく理解してもらうため、今後も引き続き自然学校を開催していく。2013年夏の自然学校の募集は、この6月に開始される予定だ。


製紙工場見学
製紙工場見学

(前 国内広報部主任研究員 小寺隆夫)
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