『経済広報』(2014年4月号)掲載
企業・団体のCSR活動
東芝の「東芝未来科学館」
(株)東芝
実験や実演が見られる「サイエンスステージ」の様子
実験や実演が見られる「サイエンスステージ」の様子

■お問い合わせ先
東芝未来科学館

TEL:044-549-2200

FAX:044-520-1500

■HP
http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/

 東芝は今年1月、川崎ラゾーナ地区の同社スマートコミュニティセンター内に「東芝未来科学館」をオープンした。川崎市内で1961年から昨年まで開館していた東芝科学館をリニューアルしたもので、産業遺産の保存・展示施設としてだけでなく、東芝ブランドの発信拠点として、また地域社会との文化交流拠点としての役割も担っている。  
 館内は大きく3つに分けて、ヒストリーゾーン、フューチャーゾーン、サイエンスゾーンで構成されている。
 ヒストリーゾーンでは、東芝の歩みをたどることができる。「創業者の部屋」では、2人の創業者ゆかりの貴重な品々、例えば、からくり儀右衛門と呼ばれた田中久重が設計した、和時計の最高傑作といわれる萬年自鳴鐘のレプリカや、日本のエジソンと評された藤岡市助の白熱電球などを展示している。また、「1号機ものがたり」では、冷蔵庫や洗濯機、カラーテレビなど、私たちの生活を支える国産第1号の家電製品が展示されている。
 フューチャーゾーンは、「エネルギーの未来へ」「まちの未来へ」「ビルの未来へ」「家の未来へ」「ヘルスケアの未来へ」「じょうほうの未来へ」という6つの未来のテーマに分かれている。テーマごとに内容を説明したパネルと共に、様々な実体験ができるゲーム感覚のアミューズメント展示があり、東芝の製品や最新技術についての理解を深めることができる。
 サイエンスゾーンでは、子どもたちが科学技術を楽しく学ぶことができる実験・体験型の展示やイベントを定期的に開催している。また、超電導の仕組みや静電気発生装置などの実験コーナーでは、様々な先端技術に触れることができる。
 東芝では、「人と科学のふれあい」というテーマに積極的に取り組んでいく考えで、とりわけ「東芝未来科学館」は、ラゾーナ川崎プラザという大型ショッピングモールに隣接する地の利も生かし、子どもから大人まであらゆる世代が、科学の過去から未来について楽しく学ぶことを通して科学への理解を深める場として、その役割を果たしていくことが期待される。
「まちの未来へ」でのアミューズメント展示“マチスキャナー”
「まちの未来へ」でのアミューズメント展示“マチスキャナー”
「1号機ものがたり」にある国産第1号の電気洗濯機と電気冷蔵庫
「1号機ものがたり」にある国産第1号の電気洗濯機と電気冷蔵庫

(国内広報部主任研究員 杉山佳子)
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