『経済広報』(2014年10月号)掲載
企業・団体のCSR活動
森永製菓・森永乳業の「森永リトルエンゼル育成 無人島探検隊」
森永製菓(株)・森永乳業(株)
先ほどまで海で一緒に泳いでいた魚たち。子どもたちが釣り、浜鍋として命をいただいた
先ほどまで海で一緒に泳いでいた魚たち。子どもたちが釣り、浜鍋として命をいただいた

■お問い合わせ先
森永製菓(株) コーポレートコミュニケーション部 
TEL:03-3456-0274
森永乳業(株) 広告部 
TEL:03-3798-0138

■HP
http://morinaga.com

 1999年に森永製菓の創業100周年記念事業として始まり、2004年から森永乳業との合同社会貢献事業となった「森永リトルエンゼル育成 無人島探検隊」。小学4~6年生の探検隊員を全国から一般公募で募り、奄美大島近くの無人島「江仁屋離島(えにやはなれじま)」で行う探検活動で、今年で15回目を迎えた。
 小学生探検隊員たちは、海や山で思いっ切り遊び、食事から寝る場所まで、みんなで力を合わせて用意する。水道、電気、食糧など、普段あって当然と思われるモノが無い無人島での直接体験を通して、子どもたちに生きる上で大切なモノを自ら発見してもらうことを目的としている。
 今年は7月に、30名の小学生が参加して5泊6日で開催された。集まった子どもたちはお互い初対面で、最初は口数も少なかった。しかし、海遊びや島探検、星空観察といった各種プログラム、また共同での食事づくりなどの体験を通して、6日間で仲間になっていく。さらに、地球環境との共存を学ぶ機会もあり、生きていく上で欠かせない「食べる」という行為は、ほかの生物の命をいただくことだという「命のおはなし」を聞いたり、砂浜の清掃を行ったりもした。
 6日間を終えた子どもたちは、「また無人島に戻ってくる!」「たった6日間生活しただけで、人ってこんなに変わるんだな」「人生で絶対できなかった旅だった」と、成長した様子を見せたという。
 電気もガスも水道もない、普段とはまったく異なる環境の下で、30人もの子どもたちの生活や行動を安心安全にサポートするため、探検隊には、野外活動の専門家や医師などのスタッフも同行する。毎晩、子どもたちが寝静まった後、遅い時間まで、今日の出来事や明日の予定、子どもたち一人ひとりの様子、島や天候の状況など、様々な内容のミーティングを行い、子どもたちの活動を支えた。
 この無人島探検では、「挑戦する力」「想像力」「自然との共生力」「人間関係形成力」「思考・行動力」「“食”を考え、創る力」「危機管理力」、この7つの力への気付きと育成を目指すプログラムを実践している。森永製菓と森永乳業は、これからも豊かな人間性を育み、「生きるため」に必要な7つの力について、子どもたちの自発的な気付きの機会を提供していく考えだ。 
ロッククライミングに挑戦。頂上から見下ろす美しい景色に感動し、挑戦の先にある達成感を体感
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「来た時よりも美しく」をスローガンにビーチクリーンを実施。環境への意識・理解を深め、美しい自然を保持していくことを学ぶ」
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(国内広報部主任研究員 杉山佳子)
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