『経済広報』(2015年7月号)掲載
企業・団体のCSR活動
まちの防災・防犯・交通安全をテーマとしたマップづくり「ぼうさい探検隊」
(一社)日本損害保険協会
文部科学大臣賞 北海道南区川沿少年消防クラブ「南区大雨みまもりたい」の作品
文部科学大臣賞 北海道南区川沿少年消防クラブ「南区大雨みまもりたい」の作品

■お問い合わせ先
TEL:03-3255-1215 FAX:03-3255-1236

■HP
http://www.sonpo.or.jp/protection/bousai/index.html

 日本損害保険協会は、「損害保険業の健全な発展および信頼性の向上を図ることにより安心かつ安全な社会の形成に寄与する」ことを目的とした事業を展開している。実施している事業は、損害保険の普及啓発活動、相談・苦情・紛争解決対応、事故・災害・犯罪の防止軽減活動などであり、環境問題への取り組みや海外の保険業界への技術協力なども行っている。
 同協会では、2015年4月から新しい中期基本計画に基づいた事業を推進しており、その中で、自然災害への取り組みが重点課題の一つとなっている。中でも特に力を入れているのが、子ども向けの安全教育で、その代表的な取り組みが「ぼうさい探検隊」だ。これは、子どもたちが楽しみながら、「まち」にある防災・防犯・交通安全に関する施設や設備を見て回り、マップ(地図)にまとめ、出来上がったマップの発表を通して、「まち」のどこに、どんな危険箇所や安全への備えがあるかを振り返るという実践的な安全教育プログラムである。
 活動の狙いは、子どもたちの安全への意識を高めることを通じて、「まち」の大人たちの新たな気付きや行動をもたらすことである。実際に、子どもたちの取り組みや真剣な提案が「まち」の活性化や危険箇所の改善に繋がった事例が報告されているという。
 「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」は、マップ作りの普及・拡大を目的に毎年実施されており、今年で12回目を迎える。昨年の第11回では過去最多の511校・団体から2267作品が寄せられ、1万7187人の児童がこのコンクールに参加した。累計の参加児童数は10万人を超えており、民間団体の取り組みとしては大きなものとなっている。
 今後は、さらに多くの子どもたちに「ぼうさい探検隊」を体験してもらえるよう、土曜学習応援団などを通じて、小学校などへの働き掛けを強化するなど、積極的に取り組みを進めていく考えだ。
宮城県仙台市で行われた第11回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の表彰式
宮城県仙台市で行われた第11回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の表彰式
まちなか探検やマップ作成に必要な文房具などをまとめた「ぼうさい探検隊実施キット」を無償で提供している
まちなか探検やマップ作成に必要な文房具などをまとめた「ぼうさい探検隊実施キット」を無償で提供している

(国内広報部主任研究員 西田大哉)
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