『経済広報』(2016年2月号)掲載
企業・団体のCSR活動
オリンパス技術歴史館「瑞古洞(ずいこどう)」
オリンパス(株)
実体顕微鏡によるサンプルの観察が体験できる
実体顕微鏡によるサンプルの観察が体験できる

■お問い合わせ先
オリンパス技術歴史館「瑞古洞」
TEL:042-642-3086

■HP
http://www.olympus.co.jp/jp/technology/zuikodo/

 オリンパスは1919年、顕微鏡を量産化し、疫学を通して広く国民の健康に資するという使命感から創業した。現在では、内視鏡や処置具などの「医療事業」、最先端の「イメージング」技術を持つ顕微鏡といった「ライフサイエンス・産業事業」、そしてデジタルカメラを中心とする「映像事業」と幅広く展開している。東京都八王子市にあるオリンパス技術歴史館「瑞古洞」では、創業時から現在に至るまでのオリンパス製品を展示しており、現在展開する大きく3つの事業分野の歴史を振り返ることができる。
 「ライフサイエンス・産業事業」では、同社初の顕微鏡「旭号」(1920年)をはじめ、顕微鏡の歴史的変遷を見学できる。また、航空機のエンジンや橋梁などの検査で欠かせない非破壊検査装置も紹介されているほか、体験コーナーでは、生物顕微鏡や実体顕微鏡、工業用スコープなどを実際に操作することができる。
 「映像事業」では、同社初のカメラ「セミオリンパスⅠ型」(1936年)、フィルム時代の「オリンパスペン」や「OMシリーズ」など名機の数々を見学できる。また、マイクロカセットレコーダーから現在のICレコーダーまで歴代音響製品も展示している。
 「医療事業」では、世界で初めて開発した実用的な胃カメラ(1952年)から、今日までの医療機器を展示している。内視鏡システムや内視鏡に使う処置具、内視鏡外科手術に使う機器など、同社が世界をリードする様々な内視鏡技術を体験することができる。
 同社は、会社設立以来、受け継がれてきた「ものづくりのDNA」こそ、最大の財産であり、技術力の誇りと責任を再確認して、これからも新しい価値のある製品・ソリューションを世に送り出すことで、社会の発展に貢献していきたいとしている。
同社初のカメラ「セミオリンパスⅠ型」
同社初のカメラ「セミオリンパスⅠ型」
内視鏡外科手術に使う機器を実際に操作できる
内視鏡外科手術に使う機器を実際に操作できる

(国内広報部主任研究員 西田 大哉)
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