『経済広報』(2016年7月号)掲載
企業・団体のCSR活動
手づくり絵はがきコンクール
日本製紙連合会

個人の部最優秀賞を受賞した野田紀和さん(横浜市立中山小学校5年(当時))

■お問い合わせ先
日本製紙連合会 総務広報部 手づくり絵はがきコンクール事務局
TEL:03-3248-4801 

■HP
https://www.jpa.gr.jp/about/pr/concour.html

 日本製紙連合会は、紙・板紙・パルプ製造業の健全なる発展を図ることを目的として、紙・板紙・パルプ製造業に関する調査・研究、製紙業に関する情報収集・広報活動などを展開している。
 オリジナルキャラクター「ペーパー君」を活用したパンフレットの作成や、著名人が「紙」をテーマに執筆したエッセイの雑誌への掲載など、生活になくてはならない紙の理解促進に努めているが、それに加え、「森」「紙」「エネルギー」の3つの循環型産業である製紙産業の視点から、資源を有効活用するための環境教育にも取り組んでいる。中でも力を入れているのが、次世代を担う子どもたちに、早期に製紙産業の正しい姿を知ってもらい、「紙」「リサイクル」への興味・関心を高めるための活動である。
 そのひとつが、全国の小学生を対象に実施している「手づくり絵はがきコンクール」だ。このコンクールは、2004年にスタートし、学校では総合学習の環境を学ぶ実習授業として、また、家庭では夏休みの自由研究の課題として取り組まれている。子どもたちは、不要になった牛乳パックを再利用し、紙の原料であるパルプ液に戻してから手すきのはがきを作る。そして、そこに「夏休みの思い出」を描いて作品を仕上げる。手間をかけて1枚の絵はがきを作る体験を通じて、「紙への親しみ」を育み、身近なモノから「リサイクル」を考えるきっかけにしてもらうことが狙いだ。
 第12回を迎えた2015年は、148の小学校や個人から2125作品の応募があり、事前審査を経て、団体の部で最優秀賞1団体、優秀賞2団体、特別賞5団体の計8団体、個人の部で最優秀賞1名、優秀賞2名、特別賞10名の計13名が選ばれた。
 今後も、子どもたちに、「紙」「リサイクル」への興味・関心をきっかけとして環境問題にも目を向けてもらうために、学校や家庭などにおける環境学習を支援していく考えだ。

団体の部最優秀賞を受賞した倉敷市立旭丘小学校の子どもたちの作品は、学区の夏祭りで展示され、地域の方々にもリサイクルの大切さを伝えている
「
年々応募作品が増えており、最終審査では力作がそろう

(国内広報部主任研究員 守谷ちあき)
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