『経済広報』(2017年1月号)掲載
企業・団体のCSR活動
コスモわくわく探検隊
コスモ石油(コスモエネルギーホールディングス(株))

本番と同じ内容で事前研修を実施

■お問い合わせ先
コーポレートコミュニケーション部
TEL:03-3798-3101 

■HP
http://ceh.cosmo-oil.co.jp/phil/report/wakutan.html

 コスモ石油は、「地球と人間と社会の調和と共生を図り、無限に広がる未来に向けての持続的発展を目指します」という経営理念の下、「未来の社会をつくる子どもたちの啓発」「地球環境の保全」「文化的社会の構築」をコンセプトに、社員参加型の独自の社会貢献活動に取り組んでいる。
 「環境教育」と「健全な次世代育成」を目的とした象徴的なプログラムが、「コスモわくわく探検隊」だ。これは、車社会を生み出している企業として、独立行政法人自動車事故対策機構「友の会」に登録している交通遺児の小学生を対象に、夏休みに2泊3日のキャンプを行う自然体験プログラムである。沢登りに挑戦したり、森の中で高さ数十メートルの木をのこぎりで切り倒し馬に引かせて搬出し、製材後に椅子などを製作したり、子どもたちが自然を大冒険しながら、環境の大切さを考えるきっかけとなることを目指している。
 運営には、全国から集まるコスモエネルギーグループの社員ボランティアや社外のサポートスタッフが携わる。子どもたちの活動を全面的にサポートするため、開催前に本番と同じプログラムで研修を実施する。
 子どもたちは、電気・水道・ガスなどがない中で工夫して生活することや、自然からの恵みを受けて日々の生活が成り立っていることを体感することで、忘れられない夏休みの思い出になっているという。また、参加した社員にとっても、寝食を共にした子どもたちが、仲間たちと協力しながら自主的に作業に取り組み、成長していく姿を見ることが楽しみのひとつになっている。
 1993年にスタートした同プログラムも24回目を迎え、延べ900人の子どもたちが参加し、360人の社員や多くの協力者が携わるプロジェクトとなった。2016年も8月5日から7日の2泊3日で、山梨県笛吹市の芦川グリーンロッジで実施し、42人の小学生と11人の社員、20人の社外サポートスタッフが参加した。今後も、同プログラムを通じて培ったノウハウや人材を、グループ全体の社会貢献活動へと波及させ、様々なプログラムに挑戦していく考えだ。 

クラフト製作の様子
「
夕食作りの様子

(国内広報部主任研究員 守谷ちあき)
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