『経済広報』(2017年2月号)掲載
企業・団体のCSR活動
羽田クロノゲート
ヤマトホールディングス(株)

空中回廊から実際に目の前を宅急便が流れていく様子が見学できる「見学者コリドー」

■お問い合わせ先
羽田クロノゲート 

■HP
http://www.yamato-hd.co.jp/hnd-chronogate/

 ヤマトホールディングスは、物流を「バリュー(付加価値)を生み出す手段」に進化させ、お客さまの業種・事業規模を問わない「物流の改革」を通じて、日本の成長戦略に貢献する「バリュー・ネットワーキング」構想の実現を目指している。同構想推進のため、2013年に日本最大級の総合物流ターミナル「羽田クロノゲート」が完成した。
 この施設は、羽田という抜群の立地を生かしたスピード輸送ネットワークとヤマトグループ各社のサービス・機能を集結させ、従来の宅急便の仕分けに加え、「多彩な付加価値機能」を持つ新しい物流施設である。事務棟、物流棟、地域貢献エリアから成り、「ボイド」と呼ばれる吹き抜け穴による自然採光・自然換気など自然の力を使った様々な環境配慮がなされている。物流棟では100台以上の大型トラックが着車できるスペースが備えられ、最新鋭の物流機器による宅急便の仕分けのほか、医療機器の洗浄や家電製品の修理など付加価値の高い物流サービスを提供している。
 また、「見学コース」が設置されており、誰でもウェブサイトから予約をして見学することができる。実際に宅急便が目の前を流れていく様子を空中回廊から見ることができるほか、同施設の頭脳ともいえる集中管理室などを見学できる。
 また、同施設の特徴として、地域住民との共生を目指している点が挙げられる。地域貢献エリアでは、大田区在住・在勤者を対象としたスポーツ施設「ヤマトフォーラム」、東京都認証保育所「ポピンズ ナーサリースクール羽田」を設け、地域の健康増進、育児環境の整備に貢献している。また、障がい者雇用促進と自立支援を推進するグループ会社(株)スワンが運営する「スワンカフェ&ベーカリー」は、地域住民に広く親しまれている。
 同社は、「バリュー・ネットワーキング」構想を推進することで、顧客の課題を解決するとともに、企業物流に新たなスピードと付加価値を提供していく考えだ。 

障がい者雇用促進と自立支援を推進するヤマトグループ企業の(株)スワンが運営するスワンカフェ&ベーカリー
撮影者:雁光舎 野田東徳
「
地域の育児環境の整備に貢献する東京都認証保育所「ポピンズ ナーサリースクール羽田」
撮影者:雁光舎 野田東徳

(国内広報部主任研究員 西田大哉)
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