経済界の考え②

LCA的視点の重要性



ハイブリッド自動車による排出削減への貢献

-製造プロセスのみに着目した排出規制は不合理-

ライフサイクルでのCO2削減(ハイブリッド車のLCA評価)

ハイブリッド車は、従来車に比べ、ハイブリッド専用の部品(※1)が追加される為、素材製造や車両・部品製造段階でCO2排出が増加するが、使用段階での燃費が約半減することにより、トータルで▲43%のCO2排出量削減ポテンシャルがある。



製品ライフサイクル全体での排出量削減に対する化学業界の貢献

-製造プロセスのみに着目した排出規制は不合理-



省エネ・再エネ対策における鉄鋼業界の貢献

-製造プロセスのみに着目した排出規制は不合理-

1. 省エネ対策 ※1 CO2削減効果(万t) 使用される
高機能鋼材
貢献の機能
全体 鉄鋼貢献 ※3
農業用モータ 32 8 方向性電磁鋼板 高電磁特性
高性能ボイラ 254 64 継目無高クロム鋼管 高温強度、高耐食性
省エネトランス 6 2 方向性電磁鋼板 高電磁特性
ハイブリッド建機 29 7 方向性電磁鋼板 高電磁特性
次世代自動車 1200 300 方向性電磁鋼板 高電磁特性
合計 1521 381    
2. 再生エネルギーの導入 ※2 CO2削減効果(万t) 使用される
高機能鋼材
貢献の機能
全体 鉄鋼貢献 ※3
中小水力 1789 447 耐摩耗性軸受鋼 高耐久性
風力 307 77 高溶接性厚板
方向性電磁鋼板
高強度、高溶接性
高電磁特性
地熱 205 51 耐食性鋼管 高耐食性
バイオマス 746 186 耐食性鋼管 高耐食性
合計 3047 761    

(出典)日本鉄鋼連盟資料

※1
省エネ対策のCO2削減効果は、第27回基本問題委員会資料5「エネルギーミックスの選択肢の原案に関する基礎データ」で示された原油換算の省エネ量より、日本エネルギー経済研究所が試算。
※2
再生可能エネルギーのCO2削減効果は、国家戦略室HPで示された「シナリオ詳細データ」における「25シナリオ」の2020年時点の電源別発電電力量を基に、2010年度の電気事業連合会の実績「0.316kg-CO2/kWh」からの削減効果を日本エネルギー経済研究所が試算。
※3
技術的設計の効果を50%、材料改良の効果を50%、その半分(25%)を鉄鋼材料とした、定量的評価の、発電用ボイラーチューブに適用した手法を採用。