トップページ > 産業界は考えます > 国際枠組への考え方 - 京都議定書 > 京都議定書の意義と課題


京都議定書は重要な一歩。
温暖化対策としての実効性と公平性に欠ける。
排出量削減目標の実効性
—排出量削減義務国の排出量は、世界全体の27%にすぎない。
大排出国の中国、米国は削減義務を負っていない。
※地球規模の温室効果ガスの削減が、27%の削減義務国のみで本当に削減可能なのか。
排出量削減目標の公平性
—温室効果ガス排出量に関して、義務を負う国と負わない国がある。
日本は目標達成の義務を負うが、排出量が2008年世界第1位(シェア22%)の中国は目標達成に義務を負わない。
—各国の削減目標が、公平な削減目標になっていない上に、義務を負う国にのみ負担が発生する。
世界で最も省エネの進んだ日本が、削減目標達成のためには大量のクレジット(排出枠)を海外から購入する必要がある上に、達成できなければ、クレジット(排出枠)の購入もできない上に、より多くの削減目標を設定される。
日本の京都議定書目標達成コストは高い
- 日本はオイルショック以降、技術開発、省エネ投資等の先行努力
- このため日本の限界コスト(中心値)は、他の先進国の1.6~1.9倍
(=京都議定書目標を達成するための追加的コストが相当高い。)