企業広報賞

第27回(2011年度)

1.企業広報賞受賞理由

企業広報大賞

(敬称略、順不同)
ヤマトホールディングス株式会社
ヤマト運輸と密に連携・協力し、社会・企業向けだけでなく17万人のグループ社員を対象に積極的なグループ広報・コミュニケーション活動を展開している。グループ各社ならび社員によるCSR、社会貢献活動の評価は高く、社員一人一人の広報マインドは社会に広く受け入れられている。また、東日本大震災の際にも復興支援や関連情報提供等を行い、企業イメージの向上と社会への貢献を果たしている。

企業広報経営者賞

【天坊 昭彦(てんぼう あきひこ) 出光興産株式会社 代表取締役会長】
2002年の社長就任以来、経営方針を積極的に情報発信している。さらに2008年からは、石油連盟会長として、国のエネルギー政策の在り方を積極的に議論し、提言している。東日本大震災の対応においても、リーダーシップを発揮し、自ら石油業界の顔として社会に情報を発信し続けている。
【原田 泳幸(はらだ えいこう) 日本マクドナルド株式会社 代表取締役会長兼社長兼CEO】
経営目標を達成するためには社会からの信頼が必要と考え、「戦略的閉店」など、これまでになかったワードを用いて経営ビジョンをトップ自ら発信している。メディアへの露出により、「マクドナルドらしさ」のイメージを明快に発信し、同社の企業ブランドを著しく向上させた。

企業広報功労・奨励賞

【斉藤 典彦(さいとう のりひこ) 東レ株式会社 専務取締役】
1984年以来27年間に亘って企業広報を担当・統括し、東レグループの経営を支えてきた。広報、IR、CSRなどの社内基盤を築き、環境変化や時代に応じた戦略的な情報受発信を行ってきた。現在は専務取締役として、CSR、IR、広報、宣伝、総務、法務等を幅広く統括し、かつグループ内外で企業広報のスペシャリストとして、後進の指導・育成に取り組んでいる。
【吉澤 ちさと(よしざわ ちさと) 富士フイルムホールディングス株式会社 経営企画部広報グループ長/富士フイルム株式会社 広報部長 】
広報に携わってきた1999年からの12年間が、映像・画像のデジタル化という事業環境の大きな変化の時期、さらに、機能性化粧品や医薬品事業への展開と重なっており、富士フイルムの「第二の創業」ともいえる変革の時期に、メディア対応を中心とする対外広報およびグループ全従業員に向けた社内広報全般を担当し、ブランド力の維持・向上に貢献してきた。
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2.選考委員

(敬称略、社名、役職名は選考委員会時)
委員長
一橋大学大学院 商学研究科教授商学博士 伊藤 邦雄
委員
イー・ウーマン 代表取締役社長 佐々木 かをり
朝日新聞東京本社 経済エディター 高田 覚
シンクタンク・ソフィアバンク
副代表 藤沢 久美
毎日新聞東京本社 経済部長 松木 健
読売新聞東京本社 経済部長 丸山 淳一
日経BP社
「日経ビジネス」編集長 山川 龍雄
日本経済新聞社 編集局次長兼経済金融部長 山崎 宏
<お問い合わせ先>
(財)経済広報センター 国内広報部
〒100-0004 東京都千代田区大手町1−3−2 経団連会館19階
TEL 03−6741−0021
FAX 03−6741−0022
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