企業広報賞

第35回(2019年度)

1.企業広報賞受賞理由

(敬称略、氏名五十音順)

企業広報大賞

株式会社クボタ
「事業そのものが社会貢献」を企業メッセージに掲げ、広報は経営の重要機能という認識の下、広報部門(「コーポレート・コミュニケーション部」)含む全部門が一丸となって情報発信を行っている。また、農業機械という比較的馴染みの薄い業界の立場から、「日本農業の活性化」という社会全体の課題解決に貢献すべく、農業を題材としたテレビドラマに全面協力。広報と宣伝が一体となった広報戦略を打ち出すとともに、一企業に留まらず農業全体の発展に貢献した。

企業広報経営者賞

【高原 豪久(たかはら たかひさ) ユニ・チャーム株式会社 代表取締役社長執行役員】
創業者の後を継ぎ、同社のグローバル化を成功させるなど高い経営手腕を発揮した。社長自ら「心と心が通じあうコミュニケーション」を目指し従業員や報道機関など社内外ステークホルダーとの対話を積極的に推進している。また、メディア取材では真摯で思慮深い広報対応を行い、報道関係者からも高く評価されている。
【土屋 嶢(つちや たかし) 株式会社大垣共立銀行 代表取締役会長】
「銀行はサービス業」という信念の下、生体認証(「手のひら認証ATM」)やドライブスルー店舗設置など業界初となる施策を次々と実現した。顧客ニーズに寄り添ったサービスを提供することで、顧客満足度だけではなく同社のブランド力の向上にも大きく貢献した。また、自ら広報担当役員を務め、メディアとのコミュニケーションを積極的に図っておりオープンな姿勢が、報道関係者からも高く評価されている。

企業広報功労・奨励賞

【芝 道雄(しば みちお) ダイキン工業株式会社 コーポレートコミュニケーション室シニアスキルスぺシャリスト】
「取材依頼は断らない」をモットーに20年以上に亘って地道に広報業務に携わる中、「堅くて地味な関西企業」という同社の旧来イメージの脱却と、「勢いのあるグローバル総合空調メーカー」としての同社のブランド力向上に大きく貢献した。社是「最高の信用」や、グループ経営理念「次の欲しいを先取りする」を体現する芝氏の広報対応の姿勢が、報道関係者からも高く評価されている。
【濱岡 智(はまおか さとし) サントリーホールディングス株式会社 執行役員広報部担当/公益財団法人サントリー芸術財団 専務理事】
20年以上に亘って広報業務に携わり、同社のステークホルダーからの信頼獲得とブランド価値向上に貢献した。同社がグローバル展開を進める中、マーケティング広報とコーポレート広報の両面において、サントリーグループとして全体最適を目指した情報発信を心掛けながら、グローバルな発信や広報人材の育成にも注力している。
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2.選考委員

(敬称略、氏名五十音順)
委員

ワーク・ライフバランス

代表取締役社長 小室 淑恵

プレジデント社

『プレジデント』編集長

鈴木 勝彦

朝日新聞東京本社

経済部長 寺光 太郎
日経BP社

『日経ビジネス』編集長

東  昌樹
日本経済新聞東京本社

経済部長 

藤井 一明

テレビ朝日

前経済部長 松原 文枝

読売新聞東京本社

経済部長  矢田 俊彦

毎日新聞東京本社

経済部長 山本 明彦
<お問い合わせ先>
経済広報センター 国内広報部
〒100-0004 東京都千代田区大手町1−3−2 経団連会館19階
TEL 03−6741−0021
FAX 03−6741−0022
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