出版・刊行物

科学・技術報道と広報

2015年9月刊
A5判 48ページ
発 行:国内広報部
価 格:¥500(税・送料込)

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今ほど、科学的な報道が注目されるときはないように思われる。原子力発電所に関する科学報道、南海トラフ・関東直下型大地震に関する報道、噴火情報などが連日、マスコミをにぎわせている。専門的過ぎると、一般読者に分かりにくくなる。しかし、あまり分かりやすく報じると専門家には、正確でないと映る。報道機関は、そうした難しい専門的内容を、誰を念頭に置き、どのような視点で、どのように工夫をして伝えているのか。
一方、企業側でも、技術的な内容をどのように分かりやすく伝えるかは重要な課題になっている。特に、一般消費者を持たないBtoB企業が社会から信頼されるためには、自社の技術力をいかに広報し、コーポレートブランドやレピュテーションを向上させるかは重要である。
本書では報道機関と企業における科学・技術報道の現状をとりまとめた。
第1部では、報道機関7社を取材し、報道機関の科学報道の取材体制と視点、さらには、その変遷などを掲載している。
第2部では、企業7社に取材し、技術広報の方針、目的や表現の工夫などのヒアリング結果を掲載している。

はじめに

概要

第1部 マスコミの科学報道の取材体制と視点
●報道基準はノーベル賞までの距離
東京新聞 編集局 科学部 部長 吉田 薫
●実用化に近いテーマを取材
日刊工業新聞社 編集局 科学技術部長(当時)* 藤元 正  *藤元氏は現在、編集局 第一産業部長
●企業の技術・研究者を取り上げたい
読売新聞東京本社 編集局 科学部長 長谷川聖治
●調査報道が新聞の信頼に繋がる
毎日新聞東京本社 編集編成局 科学環境部長 医療情報室長 長尾真輔
●先端技術の実用化を積極的に紹介
日本経済新聞社 編集局次長兼科学技術部長 鹿児島昌樹
●立体的な報道には社会部と科学部双方の要素が必要
産経新聞東京本社 編集局 社会部・科学部 部長 三笠博志
●テレビの科学報道の現場
(株)TBSテレビ 報道局社会部 科学担当デスク 砂沢 融

第2部 企業の科学・技術広報
●日用品メーカーとして、伝統ある技術広報を現代に繋ぐ
花王(株)
●富士フイルムが技術の会社であることをまず伝える
富士フイルム ホールディングス(株)
●研究・技術開発力を戦略的広報で伝える
東レ(株)
●ブランド価値の向上に繋げる技術広報
キリン(株)
●最先端の技術を伝える
キヤノン(株)
●実際の現場で技術を伝える
戸田建設(株)
●多様な広報活動で医薬品の技術を伝える
協和発酵キリン(株)

終わりに
 

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