社会広聴アンケート

第4回 会社員の関心事調査-「会社員の声」アンケート-

~「環境」「高齢化」「経済」分野への関心が増加~

調査概要
内容

(財)経済広報センター(会長:今井 敬)では、このたび、全国の「会社員の声」ネットワーク・メンバー 1,623名を対象に、「会社員の関心事」というテーマでアンケートを実施し、その結果をとりまとめました。今回は、ライフレポーターとシニアレポーターにも同じ調査を行いました(会社員回答者 723名、回答率 44.5%)。

政治・経済・社会など、私たちを取り巻く環境は刻々と変化しています。こうした時代の流れを知るための一つの手掛かりとして、本調査は、1992年以来隔年で実施しており、今回が4回目となります。今回の調査結果を過去3回の結果と比較することにより、会社員の関心事がどのように変遷してきたか、また、性別や世代別の違いなどについて探ってみました。

その結果、
 会社員の関心事の第1位は「地球温暖化防止」である、
 関心事の上位には「環境」「高齢化」「経済」関連の項目が多く、回答率も年々増加の傾向にある、
 女性の関心事の第1位は「新しい就業制度(フレックスタイムやボランティア休暇)」である、
 若い世代は「身近な問題」、上の世代は「マクロ的な問題」についての関心が比較的高い、
 自分自身に影響を及ぼすのは「両親の扶養」「給与体系の見直し」「老後問題」、
 日本および自分の会社(団体)に影響を及ぼすのは「経済の自由化」「景気対策」「金融ビッグバン」、
 ということがわかりました。
 
<「会社員の声」ネットワーク>
(財)経済広報センターでは、1992年から、就業人口の大きな割合を占める会社員の生の声を聴き、その内容を広く社会に発信していく「会社員の声」ネットワークの構築に努めてきました。

<ライフレポーターシステム>
全国から公募により選出された女性生活者で構成される「ライフレポーター」を対象にアンケート等を通じて経済界や企業に対する意見を集約したり、各地で行政・企業・生活者の直接対話(フリートークサロン)等を開催しています。

<シニアレポーター>
企業の定年退職者、およびその予備軍である中高年齢者層を中心に構成される「シニアレポーター」を対象にアンケートを行い、21世紀の新しい長寿社会システムを構築するための、行政・企業等に対する意見を集約していきます。
 
お問い合わせ先
(財)経済広報センター 国内広報部
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-3-2 経団連会館19階
TEL 03-6741-0021 FAX 03-6741-0022
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