- 高齢社会に関する意識調査報告書 (PDFファイル:2.2MB)
高齢社会に関するアンケート
~高齢社会の進展に備え取るべき対策は、
「現行の年金制度の抜本的な見直し」「医療費・介護費の抑制」が上位2項目~
(1)「高齢者」という言葉のイメージは、「70歳以上の年齢層」が75%
(2)男女や世代を通じて、約6割が、高齢期も「働きたい」
(3)「65歳ぐらいまで働きたい」「70歳ぐらいまで働きたい」が共に27%。4人に1人は「いつまでも働きたい」
(4)高齢期の生活・暮らしについて期待できることは「趣味・娯楽に打ち込める」「心穏やかに過ごせる」がそれぞれ50%を超えている
(5)高齢期の生活・暮らしについて、若い世代は家計への不安、高齢世代は健康への不安が大きい
(6)高齢期の生活・暮らしについて、高齢世代ほど楽観的で、若い世代では楽観と悲観が均衡
(7)高齢社会の進展について不安に感じることは、「十分な社会保障(年金・医療)が受けられない」「医療・介護サービスの量と質が、不足・低下する」「労働力人口の減少・生産力の低下に伴い生活水準が落ちる」が上位3項目
(8)高齢社会の進展に備え取るべき対策は、「若い人口構造を前提とする現行の年金制度の抜本的な見直し」「医療費・介護費の抑制」が上位2項目
内容 | 社会広聴活動の一環として定期的に行っている「アンケート」で、今回は「高齢社会」をテーマに調査しました。 |
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期間 | 2012年3月8日~2012年3月19日 |
方法 | インターネットによる回答選択方式および自由記述方式 |
対象 | 経済広報センターに登録しているeネット社会広聴会員3,142人 *「社会広聴活動」 広く社会の声を聴くため、全国の様々な職種、世代で構成される「社会広聴会員」を組織しています。 主な活動は (1)経済・社会問題などをテーマにしたアンケート調査 (2)企業と生活者のコミュニケーションを深めるための懇談会 などです。これらの活動を通じて生活者の意見を集約し、広く社会に発信しております。 |
有効回答数 | 2,015人(有効回答率:64.1%) *内訳:男性883人(43.8%)、女性1,132人(56.2%) |
質問項目 | 1.「老人」「シニア」「高齢者」という言葉からイメージする年齢 2.高齢期を共に暮らしたい人 3.高齢期に暮らしたいところ 4.高齢期に暮らしたい住まい 5.高齢期の就業 (1) 高齢期に働く意向 (2) 働き続けたい年齢 (3) 高齢期に働く理由 6.高齢期の生活・暮らし (1) 高齢期の生活・暮らしについて期待できること (2) 高齢期の生活・暮らしについて不安に思うこと (3) 高齢期の生活・暮らしへの意識 7.高齢期に向けて備えていること<59歳以下> 8.自立的な生活を長く送るために取り組んでいること<60歳以上> 9.高齢社会の進展について不安に感じること 10.高齢社会の進展に備え取るべき対策 |