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経団連の政策提言
《 考え方のポイント 》
社会保障制度などに対する国民の不安が増大するなか、国民一人ひとりが安心、確実、便利、効率的に行政サービスを受けるための基盤として、番号制度※が不可欠となっています。
例えば、共通の番号のもとで年金や納税の記録がしっかりと整理されていれば、一人ひとりが受け取れることができる行政からの支援を、透明で確実なものとすることができます。また、不便な手続きの解消や、行政のムダの排除につながります。
現在も、個人を特定するための番号は多く存在しています。行政では基礎年金番号、免許証、パスポート、健康保険証など、民間ではクレジットカードや銀行口座など、既に様々な分野ごとに番号が使われています。しかし、番号の体系はバラバラで使途も限定されているため、それぞれの情報が有効に結びつかず、「消えた年金」「高齢者の戸籍問題」などが発生しています。
一方、プライバシーの保護については、システム面、制度面の双方で万全の配慮を行う必要があります。不正アクセス等に対する罰則、国民が自己情報の正確性やアクセス状況を確認できる制度の構築、監視を行う第三者機関の設置などを検討することが必要です。
〔提言本文も是非ご覧ください。〕
提 言: 豊かな国民生活の基盤としての番号制度の早期実現を求める (2010年11月16日)
パンフレット: 豊かな国民生活を創る番号制度 (2010年11月)
※番号制度とは
名前や住所といった情報のやりとりを正しく確実に便利に行うよう、個人を特定するために一人ひとりに異なる番号を付す制度です。姓名(漢字やフリガナ)や生年月日だけでは、同一人物が存在する可能性があり、個人の特定が困難となるため、コンピュータで情報を処理する現代社会では、番号の利用が不可欠となっています。

