■ 大阪・関西万博 パビリオンの紹介ら旋せん未来を見据えたWell-beingな社会の実現「NATUREVERSE」への思いと未来への展望(パソナグループ 大阪・関西万博担当)15 ● ネットワーク通信 No.102「iPS心臓」の展示イメージ「PASONA NATUREVERSE」外観イメージ パソナグループは、「いのち、ありがとう。」をテーマにした民間パビリオン「PASONA NATUREVERSE」を2025年の大阪・関西万博に出展します。パビリオンでは、生命の誕生から私たちの心臓がつないできた“いのち”を象徴に、最新テクノロジーを展示し、「からだ・こころ・きずな」の3つの要素を軸に未来社会を提案するものです。 パソナグループは2025年に創業50年目を迎えます。同社は創業以来、「社会の問題点を解決する」という理念を掲げて活動してきました。現代社会において重要視すべき問題点は「健康」と捉え、「身体の健康」「心の健康」「社会的な健康」、この3つを合わせたWell-beingな社会こそが目指すべき未来と考えています。この思いに共感したiPS細胞による再生医療の第一人者である大阪大学名誉教授・澤芳樹氏の協力の下、パビリオンの出展が実現しました。目玉となるのは、澤氏が開発する「iPS心臓」の展示です。実際に拍動するiPS心筋シートの技術を用いた生きた心臓を培養し、医療の未来・いのちの未来をつくる新たなテクノロジーの可能性を世界に向けて発信します。 「NATUREVERSE」には、自然を尊重し大切にする世界をつくりたいという強い思いが込められています。急速なテクノロジーの発展が自然環境に影響を及ぼしてきた今こそ、「自然とテクノロジーの調和」を重要視し、人々の健康と自然環境の回復を目指すべきであると考えています。パビリオンの建築デザインは、約4億年前に誕生し絶滅を乗り越えたアンモナイトの螺用。いのちの象徴として人と人がつながり合う豊かな社会を表現しています。 また、パビリオンでは「Mutual Society(互助の社会)」の精神を強調し、思いやりや助け合いの大切さを伝えています。万博終了後はレガシーとしてパビリオンを淡路島に移設。「PASONA NATUREVERSE」を通じて、身体・心・社会的な健康が実現するWell-beingな社会、誰もが心豊かにイキイキと活躍する真に豊かな社会の在り方を世界に向けて発信していく考えです。詳細は、https://www.pasonagroup.co.jp/expo2025/ でご覧ください。形状を採パソナグループ「PASONA NATUREVERSE」
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