ネットワーク通信102号
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7企業不祥事97520%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%全 体 企業不祥事の原因については、「企業の内部統制(社員教育やコンプライアンスの周知、徹底など)が不十分である」(68%)、「経営者の姿勢(倫理観)や経営方針に問題がある」(60%)が上位を占める。企業不祥事に関する調査は10年ぶりとなり、2014年度の調査でも同様の項目が高かった。企業不祥事については、企業の内部統制と経営者の姿勢や経営方針が特に注視されていることがうかがえる。主な原因は「企業の内部統制」と「経営者の姿勢や経営方針」(1)原因社会広聴アンケート ● 6251210605129企業に古い体質や風土が残っている不祥事防止のための予算措置や人員配置が不足している法令や国の制度が、社会情勢の変化に追いついていない取引先(含む外国企業など)の不祥事・事故に巻き込まれているその他1(3個までの複数回答)68企業の内部統制(社員教育やコンプライアンスの周知、徹底など)が不十分である経営者の姿勢(倫理観)や経営方針に問題がある経営者と従業員との間に距離があり、コミュニケーションが不足している適切な管理下でも発生が避けられない不可抗力の事故(機械の故障や、ヒューマン・エラーなど)関係先企業との取引慣行に問題があるソーシャルメディアなどの普及により、企業が保有する情報の流出リスクが高まっている法令が複雑で、企業関係者の理解が十分でないPoint

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