ネットワーク通信105号
12/16

(文責 主任研究員 湯村南々帆)アシックスは、子どもたちの健やかな心と体の成長を支援するため、2020年より「ONE FUTURE PROJECT」を展開しています。アシックス提供「カラダかるた®」アシックス提供 手作り「エコボッチャ ®」詳しい内容はこちらから▶ アシックスは、「健全な身体に健全な精神があれかし」という創業哲学の下、誰もが一生涯、運動・スポーツに関わり、心と体が健康であり続けられる世界の実現を目指しています。その取り組みの一つとして、2020年に「ONE FUTURE PROJECT」を立ち上げました。現代の子どもたちは、体力の低下や外遊びの減少、運動習慣の不足といった課題に直面しており、同社は「遊びながら自然にスポーツが好きになる」機会を提供することで、子どもたちの健全な心身の成長を支援しています。 同プロジェクトの代表的なプログラムの一つが「カラダかるた®」であり、NPO法人放課後NPOアフタースクールと共同で開発した、ゲーム感覚で楽しめる運動プログラムです。子どもたちは、体の動きをテーマにした札を使いながら、クイズやジェスチャーで体を動かします。遊びながら体力、考える力、そして仲間とのコミュニケーション能力を養うことができるのが特徴であり、参加者の運動意欲やスポーツに関する知見の向上に寄与しています。 また、「エコボッチャ ®」も注目されるプログラムの一つです。ボッチャは、障がいの有無にかかわらず誰でも楽しめるスポーツであり、パラリンピックの正式種目にもなっています。同社では、廃材やリサイクル素材を使って自分だけのボールを作る「エコボッチャ ®」として展開しています。子どもたちはゲームを楽しむだけでなく、ものづくりや環境への関心、多様性への理解を深めることができます。子どもだけでなく大人も一緒に参加でき、スポーツが持つ多様な価値を体感できるプログラムです。 これらのプログラムは、特別な道具や事前準備を必要とせず、無料で提供されています。学校や学童保育な ど と 連 携 し な が ら 実 施 し て お り、 こ れ ま で に 約3800人の子どもたちが参加しています(2025年5月現在)。こうした活動を通じて、同社は子どもたちが自発的に運動を楽しみ、健康的な生活習慣を身に付けることを目指しています。 同社は今後も、スポーツを通じた社会貢献活動を推進し、事業を展開する地域社会の発展と人々の健康意識の向上に貢献していきます。11 ● ネットワーク通信 No.105アシックス企業・団体の CSR 活動子どもの運動不足の解決を目指す「ONE FUTURE PROJECT」

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る