● 懇談会の概要● 参加者からの感想Q 気候変動によって大雪などのリスクが高まる中、A 大雪に限らず、運行ができなくなった場合には、Q CO2排出量削減に向けて、どのような取り組みQ トラックドライバーの働き方改革など「2024年問AA(文責 主任研究員 伊與花音)冬場の対策はどのようにされていますか。トラックや船による代替輸送を実施することもあります。ただし、大雪時には、港の凍結や道路の通行止めなどにより物流全体が麻痺することも多く、即座に有効な対策を講じるのは難しいのが実情です。そのため、小さな取り組みではありますが、天候状況を踏まえた上で事前に融雪剤を散布するなどの対応を行っています。また、お客さまのご理解を得ることも重要と考えています。例えば、大雪の予報が出た際には、輸送状況をこまめにお知らせし、ご理解をいただけるよう努めています。をされていますか。当社では、バイオディーゼル燃料の活用や、環境配慮型機関車の導入を進めています。物流全体への貢献という観点では、鉄道の利用が増えると当社の活動量に伴うCO2排出は増えますが、トラック輸送に比べれば物流全体としての排出削減につながると考えています。また、将来的には水素エネルギーの活用など、新たな技術の導入も検討しており、そのような取り組みを通じてCO2削減に貢献していきたいと考えています。題」が話題になっていますが、鉄道輸送にはどのような影響がありますか。「2024年問題」をきっかけに、物流の将来に危機感を抱く企業が増える中で、環境負荷の低減や安定輸送の観点からも、鉄道を意識的に利用されるお客さまが増えつつあります。このように、物流の課題を契機として鉄道利用が拡大しつつあり、私たちは地道な取り組みを重ねながら、その流れをしっかりと支えていきたいと考えています。 このたびは貨物駅にお越しいただき、ありがとうございました。当社は全国に広がる貨物鉄道ネットワークを生かした総合物流サービスの提供を通じて、皆さまの生活や産業を支え、社会に必要とされる存在であり続けることを目指しています。貨物鉄道の現場を体感していただいたことで、皆さまにとって少しでも身近に感じていただける存在になれたらうれしく思います。これからも、当社の事業にご理解と温かいご支援をいただけましたら幸いです。●日本貨物鉄道 ご担当者より●懇談会の様子企業と生活者懇談会 ● 4▶ 『BtoB』の世界に直接触れられて面白かったです。工業製品から原材料、引っ越しの荷物や宅配の荷物などあらゆるものを扱っているのに驚きました。各コンテナに付いているIDやそれを読み取るカメラがフォークリフトにも付いているなど細部にわたってデジタル化され、より効率的に業務が進んでいるのにも驚きました。▶ 普段あまり知る機会のなかったJR貨物の活動について、特に社会の基本インフラを支える地道な努力の一端を見られて有意義な時間でした。一方、ビジネスモデルがBtoB中心のためか、一般生活者にとって接する機会は少なく、どうしたら貴社を応援できるのか、今後エコレールマーク以外にも様々な取り組みをしていただくよう期待します。▶ 環境配慮型物流を推進する「エコレールマーク」の説明や実際にマークが付いている商品を見ることで、持続可能な社会の実現に向けた企業の姿勢を強く感じ取ることができました。
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