● 見学の様子クロスベルトソータで荷物が運ばれる様子(SGH、佐川急便提供)Xフロンティア®の外観(SGH、SGリアルティ提供)佐川急便中継センター佐川グローバルロジスティクス「EC Logi Tokyo」企業と生活者懇談会 ● 6レスなECプラットホームを管理する拠点として、海外貨物の直接搬送にも対応しています。さらに、保税倉庫(輸出入倉庫)や通販業務の一括管理機能を備え、越境ECを円滑に行える国際物流拠点としても機能しています。 また、多様なサービス展開や高度な輸送技術・ノウハウを集約し、大型特殊輸送にも対応するなど、総合的な物流ソリューションを提供しています。 さらに、グループ横断の先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL®」による国内外の案件など世界各地の先進的なソリューション事例を紹介しています。 参加者はまず、佐川急便の中継センターを見学しました。ここは全国から集められた荷物を配送先ごとに仕分け、最寄りの営業所や宅配ネットワークへ引き渡す重要な拠点です。センターは24時間365日稼働しており、5種類の自動仕分け機を導入することにより、仕分け能力は従来の1時間あたり約2万個から約10万個へと大幅に拡大しました。 高速仕分けシステムのクロスベルトソータは、荷物を「セル」と呼ばれる板に載せて時速約10キロメートルで搬送し、バーコードスキャナーで読み取った情報に基づいて自動的に仕分けを行います。荷物は中央に寄せるリセンタリング機能により安定して運ばれていきます。また、メジャーボーイと呼ばれるシステムでは、荷物の縦・横・高さの三辺を自動的に測定し、そのデータを仕分けや容積計算に活用しています。 2022年12月には、自律走行搬送ロボット(AMR)も複数種導入し、従来のベルトコンベヤーでは対応が難しかった不定形荷物の自動搬送にも対応しました。 中継センターは1階と2階、3階と4階の2層構造となっており、荷物量に応じて階層ごとに独立運用したり、連動させたりと柔軟な体制を整えています。関東圏の複数拠点を統合することで輸送効率を高めるとともに、トラック台数の削減やCO2排出量の抑制など、環境負荷の低減にも寄与しています。 参加者は、こうした自動化やロボティクス技術によって、これまで多くの作業者が担っていた仕分け作業が大幅に効率化されている様子を実感することができました。 次に、佐川グローバルロジスティクスが運営する「EC Logi Tokyo」を見学しました。ここは通信販売専用の物流拠点として整備された最新鋭の倉庫で、EC事業者の多様なニーズに対応するシステムと設備が導入されています。 倉庫に搬入された商品は、入荷バース(荷物の積卸しを行うためのスペース)で受け入れられ、検品工程を 経 て 倉 庫 内 に 格 納 さ れ ま す。 施 設 で は「Auto Store(オートストア)」と呼ばれる自動倉庫型ピッキングシステムを採用しています。商品は規定のコンテナに格納され、天井下の空間まで高密度の保管が可能です。自動倉庫には約1万3000個のコンテナが設置されており、一般的な棚倉庫と比べて約4分の1のスペースで同等の保管量を実現しています。 注文データが入ると、ロボットがコンテナを取り出し、作業者の手元まで運びます。作業者は商品を1点
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