● 懇談会の概要● 参加者からの感想Q 自動化・ロボット導入の効果についてお聞かせくA 作業の効率化が進み、研修や教育にかかる時間をQ 宅配便の翌日配達など「当たり前」を維持するたA 荷物をできるだけ一度で受け取っていただくことQ 今後のビジネスモデルについてお聞かせください。A これまで当社はBtoBを中心に展開してきました(文責 主任研究員 湯村南々帆)ださい。また、今後も人の手が必要だと思われる作業はどのようなものでしょうか。大幅に短縮できました。これにより、スポットワーカーの方々も、短期間で即戦力として活躍できるようになっています。また、搬送ロボットが荷物や棚を運搬することで、作業者の体力的な負担が軽減され、より効率的で安全な作業環境を実現しています。一方で、配達業務は今後も人の手が不可欠な分野だと考えています。配達先ごとにお客さまの受け取り方やニーズは多様であり、今後さらにサービスの多様化が進むことを踏まえると、配達作業は現段階では自動化が難しい領域です。めに、消費者が意識すべきことはありますか。や、時間帯指定サービスを上手にご活用いただくことが大切です。さらに、宅配ボックスを早めに空けて次の荷物を受け取りやすくするなど、配送のしやすい環境を意識していただけると大変助かります。また、物流やサービスの裏側では、多くの人の働きとコストがかかっています。「送料無料」という言葉の背景にも、誰かの努力や仕組みがあることを少し意識していただけると、より持続可能な物流の実現につながると考えています。が、今後はBtoCにも力を入れていきたいと考えています。その一つが「SAGAWA手ぶらサービス」です。旅行者やインバウンドのお客さまの手荷物をお預かりし、宿泊先や空港へお届けすることで、身軽に観光を楽しんでいただけます。旅行の快適さを高めるだけでなく、観光地の混雑緩和や地域経済の活性化にも貢献しています。さに「from B」の最前線でした。現場では様々な このたびは、会員の皆さまと対話させていただく貴重な機会を頂戴し、誠にありがとうございました。 当社グループは、「GrowthenewStory.新しい物流で、新しい社会を、共に育む。」のもと、「お客さまおよび社会にとって必要不可欠な存在(=インフラ)」であり続けることを掲げています。 持続可能な物流に向けて、新しい物流で、新しい社会を、皆さまと共に創りあげていきたいと思っております。皆さまには末永いご支援をいただけましたら幸いです。●SGホールディングス ご担当者より●懇談会の様子企業と生活者懇談会 ● 8▶ 今回見学した佐川グローバルロジスティクスは、まロボットが稼働し、AI技術が積極的に活用されている一方で、一定の工程は人の手で行われており、人の力によって季節変動への対応力を高めている点が非常に印象的でした。▶ 再配達を防ぐ配慮や、なるべく無駄なスペースをつくらずに荷物をまとめる手配、日常のちょっとした意識がSDGsの実現を支える一生活者として大切であることを改めて認識いたしました。また、企業理念に基づき、配達員の方々が顧客に寄り添いながら課題解決を提案する姿勢が会社の風土として根付いていること、その取り組みが社会課題の解決にもつながっていることを学びました。▶ 現場ではできるだけ人手を減らして自動化が進められているのかと思っていましたが、「想定以上の荷物が集中した場合」や「システムトラブルが生じた場合」を考慮して機械化の割合を決めているというお話が非常に興味深かったです。見学前は労働環境に対してあまり良い印象を持っていませんでしたが、負担軽減のための様々な工夫を知り、印象が大きく変わりました。
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