ネットワーク通信106号
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● 日本製鉄からの説明第249回【福岡 2025年12月8日】12月8日、九州製鉄所八幡地区(福岡県北九州市)で「企業と生活者懇談会」を開催し、社会広聴会員7名が参加しました。日本製鉄から会社概要および施設概要、同施設で製造している製品についての説明を受けました。その後、実際に銑鉄をつくる高炉工場や、鋼片を薄く延ばす熱延工場を見学し、鉄鋼がどのような工程でつくられるのか理解を深めました。最後に質疑懇談を行い、カーボンニュートラルへの取り組みや八幡地区の高炉プロセスから電炉プロセスへの転換(以下、電炉化)に関する意見交換を行いました。日本製鉄からは、人事総務室長真柄友輔氏、同室課長小平雄太氏、同室野依晃子氏、生産技術室主幹井本琢也氏、広報サービスセンター持永萌氏が出席しました。「日本最大級の製鉄所で、鉄づくりの魅力を学ぼう!」日本製鉄の概要九州製鉄所八幡地区の概要9 ● ネットワーク通信 No.106 日本製鉄は、日本最大手で、世界でもトップクラスの生産量を誇る鉄鋼メーカーです。日本国内および世界15カ国以上に製造拠点を展開し、自動車、建設、エネルギー、造船など、幅広い産業分野に鉄鋼製品を供給しています。日本製鉄グループとしては、鉄鋼事業を中心に「エンジニアリング事業」「ケミカル&マテリアル事業」「システムソリューション事業」の四つの分野を展開しています。 近年、注力している施策の一つが、海外市場への成長投資です。アメリカの需要拡大に対応するための企業買収に加え、欧州、インド、タイなど、鉄鋼需要の拡大が見込まれる地域での事業展開を進めており、長期的な成長基盤を確保するための重点地域として位置付けています。 もう一つの大きな柱が、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みです。同社は全社横断でCO₂排出量削減に取り組んでおり、その中でも電炉化は主要施策の一つとなっています。高炉は高品質かつ大量生産に適した設備である一方、CO₂排出量が大きいという課題があります。このため、電炉への転換を段階的に進めています。 当社は、グローバルでの成長と環境対応という二つの軸を柱に、鉄鋼産業の将来を見据えた事業構造の変革を着実に進めています。 九州製鉄所八幡地区は、1901年に官営八幡製鐵所を起源として操業を開始しました。1918年には小倉エリアで浅野小倉製鋼所が創立しています。また、1950年、八幡製鐵が設立し、同社八幡製鉄所となりました。1971年には大分地区に大分製鐵所を発足するなど、日本の産業発展を支えてきました。創業期の施設の一部は現在も保存され、世界文化遺産として登録されています。 現在の八幡地区は、小倉・戸畑・八幡・豊前のエリアで構成され、原料の受け入れから製銑・製鋼・圧延・出荷までを一貫して行う大規模な製鉄所です。日本で唯一、製鉄所の構外まで運行する専用鉄道「くろがね線」があり、戸畑エリアから八幡エリアへ半製品(製造途中の製品)を運ぶ重要な役割を担っています。運行時間は片道約30分で、上下約6000メートルの距離を、24時間休むことなく走行しています。線路の一部は住宅地を通過するため、騒音や振動に配慮し、ディーゼル機関車と電気機関車の両方を使用して運行しています。 環境保全にも積極的に取り組んでおり、製鉄所内で日本製鉄株式会社九州製鉄所八幡地区

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