ネットワーク通信106号
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(文責 主任研究員 湯村南々帆)15 ● ネットワーク通信 No.106展示されている病魔よけの神獣・白沢(はくたく)エーザイは、薬学・薬業の知識を正しく伝えるため、「内藤記念くすり博物館」を運営しています。写真は、「内藤記念くすり博物館」の本館(写真中央)、展示館(右)、図書館(左)と薬用植物園(手前)薬屋店先のジオラマ詳しい内容はこちらから▶ エーザイは、「患者様と生活者の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィットを向上させる」ことを掲げるヒューマン・ヘルスケア(hhc)という理念の下、医学の発展に寄与する活動や地域社会との交流など、様々な社会貢献活動に取り組んでいます。その一環として運営しているのが、「内藤記念くすり博物館」です。同館は、創業者・内藤豊次氏によって1971年、岐阜県各務原市に開館しました。展示館、図書館、薬用植物園からなる総合博物館であり、2024年5月には文化庁から「登録博物館」の認定を受けています。 展示館では、約6万5000点の所蔵資料のうち、主に医薬の歴史に沿って11のテーマを設けて、史料価値の高い資料2000点を常設展示しています。明治時代の薬屋店先のジオラマや、コレラ流行時の病魔よけの神獣・白沢(はくたく)、『解体新書』などが展示されています。また、企画展においては毎年テーマを変えて、常設展では見られない資料を紹介しています。2025年度は「本草学から植物学・創薬への広がり」をテーマに開催していました。 図書館には、薬学と医学分野の歴史的調査研究に役立つ専門書約6万2000点が所蔵されています。そのうち約3万点は江戸時代から明治時代初期にかけての和装本です。貴重書をより良い状態で後世に伝えることも、図書館の重要な役割の一つとしています。 薬用植物園には約700種類の薬草・薬木が植栽されており、四季折々の植物が観賞できます。収穫体験、薬草・漢方講座などの体験型イベントも開催され、五感を通じて薬草について学ぶ機会を提供しています。 入館料は無料で、年間の来館者数は約4万人。地域住民をはじめ、小中学校の校外学習や研修、自由研究など教育目的での来館も多いです。地域イベントや講座とも連携し、医薬品や健康に関する正しい知識を普及する地域拠点としての役割も果たしています。 エーザイは、今後も「“生ききる”を支える」というビジョンの下、hhc 理念に基づき、一人ひとりの人生に寄り添い、健康な状態から人生の最終段階まで、その人らしく生ききることを支える「hhceco(hhc理念+エコシステム)企業」へと進化することを目指しています。企業・団体の CSR 活動医学・薬学・ 植物学の総合博物館エーザイ株式会社「内藤記念くすり博物館」

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