生活者の企業施設見学会
2015年10月7日 東京
主催企業:ANAホールディングス
見学施設:ANA機体整備工場

「安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼」

2015年10月7日、ANA機体整備工場(東京都大田区)で、「生活者の企業施設見学会」を開催し、社会広聴会員28名が参加しました。

概要説明

 ANAグループは、1日当たり国内線約800便、国際線約170便を運航し、その提供座席数は20万席を超えます。羽田空港に隣接するこの整備工場は、2つの格納庫を擁し、ANAグループの整備拠点として、ボーイング777、787をはじめとする大型機、中型機を日夜整備し、空の安全運航を支えています。

安全・安心、その先にある信頼へ

 ANAグループは、2007年(平成19年)に「安全教育センター」を設立し、全役職員が過去の事故の経験やヒューマンエラーを学ぶことで、グループ全体で安全を最優先する文化や風土を醸成しています。
 整備前にはチーム全員でミーティングを行い、どのような小さな気付きでも発言・共有しています。一便一便の安全運航を堅持し、安全を高める取り組みを地道に積み重ねることで、お客さまに安心を届けています。

見学の様子

 機体の整備は、毎日の運航整備と、飛行時間や経過年数に応じて行われる定時整備に大きく分かれます。当日は、4000~6000飛行時間ごとに行われるC整備の様子を見学しました。このC整備は、自動車でいう車検に相当するそうです。 
 参加者は、まず第1格納庫の3階から全体を見渡し、その広さに驚きました。間口230メートル、奥行き100メートル、高さ42メートルの巨大な空間です。格納庫は航空機を出し入れしやすいよう、空間内に柱がない特殊構造になっていて、より広さを際立たせていました。
 1階に下りてまず目に入ってきたのは、航空機のタイヤの保管場所です。離着陸時に航空機を支えるタイヤは硬質ゴムで、機種により一本当たり最大250キロあります。雨天時のスピンを防ぐための深い縦溝は、約1カ月で溝がなくなり、交換になるそうです。
 次に、航空機を間近で見上げる位置にやってきました。この日は、ボーイング777特別塗装機のほか、最新鋭のボーイング787なども整備中で見学することができました。普段、目にすることができないエンジンの見学や、レーダーや速度計、主翼の中にある燃料タンクなどについて説明を受け、航空機の仕組みについて理解を深めました。
 整備工場の工具箱置き場は、整理整頓が徹底されていて、1つひとつの箱に整備士の名前が記され、施錠されていました。整備前、整備後には全ての工具をチェックし、1つでも不足があったときは、見つかるまで格納庫内にある航空機は運航できないそうです。あらためて、安全に対する意識の高さを感じました。

参加者の感想から

 「現場の基本理念は『安全』であり、これが経営基盤、社会への責務であるという確かで強いメッセージに感動しました」「整備に多くの人が携わり、全ての部署においてブリーフィングが行われ、チェックの上にチェックを重ねていることに驚きました」 「整備経験者ならではの見学中の説明が非常に分かりやすかったです」「普段見ることができない安全運航の裏側である整備がどのようにして行われているかを見ることができ、非常にためになりました」  

お問合せ先
経済広報センター 国内広報部
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