生活者の企業施設見学会
2016年10月1日 東京
主催企業:ニコン
見学施設:ニコンミュージアム

「人々の暮らしと未来を支える最先端技術を体感しよう」

2016年10月1日、ニコンミュージアム(東京都港区)で、「生活者の企業施設見学会」を開催し、社会広聴会員24名が参加しました。

概要説明

 ニコンは、顕微鏡などの高度な光学機器の国産化を目指して1917年(大正6年)に設立され、その後も、光利用技術や精密技術を基礎として、世界中に独自の価値を提供し続けてきました。 
 ニコンミュージアムは、ニコンが2017年に創立100周年を迎えることを記念し、同社の100年の歩みを伝える場として2015年(平成27年)10月にオープンしました。同館では、ニコンの各事業の歴史、製品、技術を伝える展示があり、設立以来受け継がれるニコンの思いと、その進化を感じることができます。 

見学の様子

 映像、産業、バイオ・医療機器、宇宙などのテーマに合わせて12のゾーンから成る同館では、同社の歴史と将来像を学ぶことができます。 
 「産業とニコン」のコーナーでは、現在のデジタル時代を切り開いた半導体・FPD関連装置や、測定・検査機器の歩みと最新技術を紹介しています。はじめに、戦時中の1939年(昭和14年)につくられた探照灯用反射鏡を見学しました。サーチライトの役割を果たし、軍艦にも搭載されていたそうです。現在では日本に3台しか存在しない貴重なもので、当時の設計技術の高さを現在に伝えています。戦時中のものとは思えない精巧さに、参加者は、驚いていました。続いて、実物資料と映像で、半導体露光装置をはじめとした、産業関連機器の歩みと最新技術を見学しました。これらの装置には、透明度の高いレンズが必要ですが、ニコンは、レンズの材料となる合成石英ガラスから自社で製造しています。世界最大級の合成石英ガラスのインゴットも見学し、その大きさと透明度の高さにニコンの技術力の高さを感じました。 
 次に、「バイオ・医療機器とニコン」のコーナーに進みました。研究室をイメージした背景に、顕微鏡の進化の歩み、iPS細胞や再生医療の研究で活躍している装置などが展示されています。iPS細胞の研究では、ニコンの持つ画像解析技術を応用し、属人的な経験が必要だったiPS細胞の良しあしの判断を定量化できる観察装置を提供した結果、研究スピードを大幅に早めることができるようになったそうです。参加者は、最先端技術を支える数々のニコン製品に感嘆の声を上げていました。 
 最後に、「映像とニコン」のコーナーを見学しました。ここでは、ニコンカメラ初号機「ニコン・型」(1948年(昭和23年))や、報道カメラ、最新のデジタル一眼レフカメラなど、歴代のカメラ約450点が一堂に並んでいます。カメラに使われる光学レンズの製造方法の変遷を詳しく学んだほか、貴重なカメラの数々を食い入るように見つめている参加者もいました。

参加者の感想から

 「ニコンの高い技術力が世界の最先端の研究の発展、飛躍を支えていることを知り、日本の将来に希望を持ちました」「カメラだけでなく、産業、医療、宇宙などの分野にも大きく貢献されていることを知り、驚きました」「歴代のカメラ展示は圧巻で、かつて愛用したカメラが展示されていてうれしくなりました」「非常に有意義な体験ができました。家族や友人にも見学を勧めたいと思います」「レンズを自社製造しているなど、一貫した開発、設計、製造の理念があるように感じました」

お問合せ先
経済広報センター 国内広報部
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