- 第27回 生活者の"企業観"に関する調査報告書 (PDFファイル:2.6MB)
第27回 生活者の"企業観"に関するアンケート
企業への信頼に関する評価は、肯定が否定を大幅に上回る
<生活者の総合的な企業観>
◆ 企業への信頼に関する評価は、肯定が否定を大幅に上回り、肯定は前回調査よりも増加
◆ 企業を「信頼できる」理由として、円安や地政学的リスクが事業に影響する中でも、消費者や従業員の安全・安心を優先事項とし、社会の要請に応えた商品・サービスの提供、雇用維持、先進的な技術開発などに取り組む努力を評価する意見などが挙げられた
◆ 企業が社会からの信頼を今後さらに勝ち得ていくための重要事項は、「安全・安心で優れた商品・サービス・技術を適切な価格で提供する」が87%と最も高い
<コロナ禍を経て変化した企業に対する印象>
◆ 新型コロナウイルス感染症に関する企業の対応や取り組みに対する印象は、「好印象の企業が増えた」が「印象が悪くなった企業が増えた」の2倍強
◆ 「好印象の企業が増えた」理由として、社会の需要に対応し医療用品の生産に参画するといった柔軟な事業展開、リモートワーク推進などによって従業員の働きやすさを追求する企業姿勢、5類移行後の需要回復に合わせた適切な対応力を評価する意見などが挙げられた
内容 | 社会が企業をどのように見ているかを調査するため、1997年度より毎年1回実施している。 |
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期間 | 2023年10月16日~11月6日 |
方法 | インターネットによる回答選択方式および自由記述方式 |
対象 | 経済広報センターに登録しているeネット社会広聴会員2,340人 *「社会広聴活動」 広く社会の声を聴くため、全国の様々な職種、世代で構成される「社会広聴会員」を組織しています。 主な活動は (1)経済・社会問題などをテーマにしたアンケート調査 (2)企業と生活者のコミュニケーションを深めるための懇談会などです。これらの活動を通じて生活者の意見を集約し、広く社会に発信しております。 |
有効回答数 | 983人(有効回答率:42.0%) *内訳:男性414人(42.1%)、女性561人(57.4%) |
質問項目 | 1.企業に対する認識 (1) 企業の果たす役割や責任の重要度 (2) 企業の対応状況 2.企業に対する信頼度 「信頼できる(信頼できる/ある程度)」理由 「信頼できない(あまり/信頼できない)」理由 3.企業が信頼を勝ち得るための重要事項 4.企業評価の際の情報源 5.企業評価の際の情報発信者の信用度 6.商品・サービスを購入する際に重視する内容 7.企業の社会課題解決への貢献 (1) 企業の貢献度 (2) 購入意欲 (3) 購入した商品・サービス (4) 興味・関心を持った企業活動・取り組み 8.ウィズコロナ時代の企業活動 (1) 企業に対する印象 「好印象の企業が増えた(増えた/少し)」理由 「印象が悪くなった企業が増えた(少し/増えた)」理由 (2) 評価している企業活動・取り組み |