教員の民間企業研修

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教員の民間企業研修とは?

小・中・高等学校などの教員が学校の夏休み期間中に、民間企業で様々な研修を受けるプログラムです。

全国各地の民間企業や教育委員会などのご協力のもと、一般財団法人 経済広報センターが1983年から実施しており、2023年度で40年目を迎えます。

研修の目的

  1. (1)小・中・高等学校などの教員に、企業の事業活動に対する考え方や実務内容、人材育成やSDGsへの取り組みなどについて理解を深めていただく。
  2. (2)企業研修での体験を子どもたちへ伝えていただくとともに、今後の学校運営などにも活かしていただく。

2023年度の研修概要

研修参加者 小・中・高等学校の教員・管理職(教頭)など
研修時期 7月24日~8月23日(学校の夏休み期間中)
研修期間 1~3日間
受け入れ企業数 81社[対前年度比 13社増]
参加教員数 1,351名[対前年度比 198名増]
研修の内容 体験型プログラムや講義プログラムなどが多数用意されており、受け入れ企業ごとに、プログラムは異なります。
※詳しくは「2023年度 研修レポート」をご覧ください。

研修レポート(年度別実績)

参加教員の声

  • 時代に合わせて変革を続ける企業の姿勢を知る中で、自身も様々な分野の勉学に励み、時代の変化に対応し、子どもたちへの指導の引き出しを増やしていく必要があると感じた。
  • 食品工場の仕事のやりがいは、「全世代の人々の生活や健康栄養に貢献できている実感がもてること」「なくてはならないものを作っているという自負」「自分たちの製品を手に取っていただける喜び」であると聞き、仕事に対する熱意を知った。
  • リーダーシップやチームワークに関する研修を実施いただき、職場だけでは得られない知識を身に付けることができた。今後の子どもたちへの指導や同僚へのアドバイスに活かしていきたい。
  • 地域に深く根ざした企業の研修に参加することができ光栄だった。学校業務では知ることのできないノウハウを知ることができる、大変貴重な機会となった。
  • 普段知ることができない研究職という仕事の働き方ややりがいを伺い、子どもたちへのキャリア教育に活かせる経験をすることができた。また、工作体験では、科学に対する興味関心の引き出し方を再認識させられ、理科教師として貴重な体験をすることができた。
  • 「安心安全」や「持続可能な社会」の達成に向けた企業努力を知り、仕事に対する真摯な姿勢を感じた。将来、社会で働く子どもたちにどんな能力を養う指導をするべきか、深く考えるきっかけになった。

受け入れ企業の声

  • 教育現場がダイバーシティや人材育成など様々な課題を抱えていることを知る機会となり、当社の取り組みを伝える中で、教育界へのアプローチなどについて貴重な情報を得ることができた。
  • 未来を担う子供たちの指導や人材育成に関する課題や企業イメージについてお伺いする中で、企業や業界が社会から何を求められているのかについて理解する良い機会となった。
  • 今年度が2回目の参加となったが、当社の理念や社会貢献・コンプライアンスなどの取り組みについて深く共感いただき、教育現場における活用の一助となるような研修を提供することができた。
  • 意見交換では、企業と教育現場双方の実情や課題について共有し、これからの人材育成の手法などについて話し合うことができ、相互に理解を深めることができた。
  • 環境保護やサステナブルな社会の達成に向けた取り組みについて理解していただくことで、子どもたちに現実世界の問題に関心を持っていただくきっかけを提供できたことをうれしく感じている。
  • 座学に加えて工場見学などの体験型のプログラムを実施する中で、事業や活動についてより具体的に教員へ伝えることができたと感じている。

<お問い合わせ先>

経済広報センター 国内広報部

〒100-0004
東京都千代田区大手町1-3-2 経団連会館19階

TEL 03-6741-0021 
FAX 03-6741-0022