教員の民間企業研修

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教員の民間企業研修とは?

小・中・高等学校などの教員が学校の夏休み期間中に、民間企業で様々な研修を受けるプログラムです。

全国各地の民間企業や教育委員会などのご協力のもと、一般財団法人 経済広報センターが1983年から実施しており、2022年度で39年目を迎えます。

研修の目的

  1. (1)小・中・高等学校などの教員に、企業の事業活動に対する考え方や実務内容、人材育成やSDGsへの取り組みなどについて理解を深めていただく。
  2. (2)企業研修での体験を子どもたちへ伝えていただくとともに、今後の学校運営などにも活かしていただく。

2022年度の研修概要

研修参加者 小・中・高等学校の教員・管理職(教頭)など
研修時期 7月25日~8月24日(学校の夏休み期間中)
研修期間 1~3日間
受け入れ企業数 68社[対前年度比 27社増]
参加教員数 1,153名[対前年度比 169名増]
研修の内容 体験型プログラムや講義プログラムなどが多数用意されており、受け入れ企業ごとに、プログラムは異なります。
※詳しくは「2022年度 研修レポート」をご覧ください。

研修レポート(年度別実績)

参加教員の声

  • 企業の人材育成や業務ノウハウを学んだことで、業務の効率化を図ることができた。学校現場にいるだけでは学ぶことができない、将来子どもたちが過ごす社会について学ぶ良い機会だった。
  • 五感を使って直接得られる体験は貴重であり、大切だと感じた。今後も、実際に「挑戦したい」「やってみたい」 という子どもたちの気持ちを大切に、指導に当たりたいと思う。
  • 今回の研修を通じて、学校という環境から離れ、社会とのつながりを実感できる機会がもてたことは非常にうれしく思う。歴史や技術の伝承など学習や学校生活に結び付けて指導に活かしたい。
  • 教員として自分の軸になるものが何かを考える時間だった。時代によって変化する中でも、「変えていくもの」と「変えてはいけないもの」を分けて、指導力の向上に努めていきたい。
  • 企業の取り組みや考え方を知ることで、学校現場を客観視することができ、自分自身に何ができるかを考える機会になった。
  • 企業の理念や考え方を学び、学校との違いを感じた。キャリア教育などを通じて子どもたちに伝え、将来の社会を担う人材を育成していきたい。

受け入れ企業の声

  • コロナ禍であったが、3年ぶりに対面形式にて実施することができ、双方向のコミュニケーションが促進できたことで、リアルの良さを改めて実感した。
  • 対面形式にて実施し、見て感じることの大切さを再認識した。実際に、教育現場で未来を担う子どもたちの指導や人材育成における課題を伺うこともでき、貴重な情報を得る機会となった。
  • 今年度は、工場見学など体験型のプログラムを実施することができた。また、教育現場の実情などを知ることができ、事業活動を展開する上で参考になった 。
  • 講義だけでなく、実地研修を取り入れたことで、事業内容を多角的に理解していただいた。参加教員の皆さまから「子どもたちを連れて見学に行きたい」といった声をいただき、業界を知ってもらうきっかけを提供できた。
  • 社外見学および対面講義を通じて、教員間の意見交換の活性化を促進できた。教員の皆さまに事業概要や人材育成についてお伝えできたことを非常にうれしく思う。
  • 「教育のあり方」について民間企業と教育業界の現場におけるやりがいや苦労をテーマとした意見交換を通じて、相互に理解を深めることができた。

<お問い合わせ先>

経済広報センター 国内広報部

〒100-0004
東京都千代田区大手町1-3-2 経団連会館19階

TEL 03-6741-0021 
FAX 03-6741-0022