
第22回(2006年度)
1.企業広報賞受賞理由
企業広報大賞
ダイキン工業株式会社 |
「グローバル」「人の活用(女性、高齢、グローバル)」「環境」を重点テーマとして、首尾一貫した広報活動を着実に展開した。また、人を基軸にした経営理念を、経営トップ自らが積極的に情報発信した。グローバルで加速する事業展開にあわせて、独創的な情報発信に努め、企業としての存在感、モノ作りへのこだわり、人を基軸にした経営理念を的確に反映した広報活動を展開した。 |
企業広報経営者賞
【竹本 正道 日東電工株式会社 取締役社長CEO兼COO】 |
「グローバル・ニッチ・トップ」を事業戦略に掲げ、経営トップ自らコミュニケーション活動に重点をおき、多くの社員との直接対話を通じ、グループの理念・文化・DNAなどの浸透を図っている。また、広報のグローバル対応力強化にも積極的に取り組んでいる。経営理念「新しい価値の創造」のもと、全グループ社員が絶えず意識や行動を進化させることにより、すべてのステークホルダーにとって存在価値のある企業を目指し、エモーショナルキャピタル向上とグループ一体感の醸成を図るべくコーポレートブランド価値の向上を追求している。 |
【西田 厚聰 株式会社東芝 代表執行役社長】 |
高い成長性と安定的な収益性を両立できる経営をめざす方向へと軸足を移し、「躍動感ある東芝」をめざす姿勢と透明性のある企業経営を志向し積極的に情報発信した。現場に頻繁に出向き、従業員との対話などの緊密なコミュニケーションを通じて経営方針や会社施策を浸透させるとともに、ステークホルダーに対するタイムリーな情報発信に努め経営者として説明責任を果たした。 |
【渡邉 美樹 ワタミ株式会社 代表取締役社長・CEO】 |
ポジティブ・ネガティブにとらわれず、情報開示を率先して行っている。時代のニーズを捉え、事業展開だけではなく、CSRなど社会活動も積極的に展開し、わかりやすい説明でステークホルダーに受け入れられている。また経営方針や経営理念を社内で浸透させるため、講話を実施するなど社内コミュニケーションを積極的に進めている。 |
企業広報功労・奨励賞
【早川 満久 株式会社肥銀用度センター 取締役 前株式会社肥後銀行 総合企画部長代理兼IR室長 兼地域文化課長】 |
15年にわたり地域金融機関である肥後銀行の広報を担当し、企業と記者それぞれの立場を踏まえた上での円滑なコミュニケーションの実践により、企業のみならず熊本地域の広報に貢献した。また、地域社会をはじめとした各ステークホルダーからの「共感」が重要と考え、CSRや社会貢献活動に積極的に取り組んだ。 |
【廣田 康人 三菱商事株式会社 総務部長 前 広報部長】 |
報道関係者や他社の広報関係者からの信頼が厚い。社外に向けては、「等身大」の企業を情報発信、社内に向けては、社員一人ひとりに的確に情報をどう伝えるかを念頭に広報活動を展開した。三菱商事の広報だけではなく、業界や三菱グループ広報にも尽力した。 |
2.選考委員
委員長 |
慶應義塾大学大学院 |
経営管理研究科教授 |
嶋口 充輝 |
委員 |
(株)インテグレックス |
代表取締役社長 |
秋山 をね |
毎日新聞社 |
「週刊エコノミスト」編集長 |
内野 雅一 |
横浜国立大学大学院 |
国際社会科学研究科教授 |
岡田 依里 |
読売新聞東京本社 |
経済部長 |
杉山 美邦 |
朝日新聞東京本社 |
経済部長 |
長谷川 智 |
日本経済新聞社 |
編集局次長兼経済部長 |
長谷部 剛 |
東洋経済新報社 |
『週刊東洋経済』編集長 |
山崎 豪敏 |
(氏名五十音順)
<お問い合わせ先>
経済広報センター 国内広報部
〒100-0004 東京都千代田区大手町1−3−2 経団連会館19階
TEL 03−6741−0021
FAX 03−6741−0022