
第29回(2013年度)
1.企業広報賞受賞理由
企業広報大賞
(敬称略、順不同)
日産自動車株式会社 |
あらゆるステークホルダーに迅速で透明性の高い情報開示を行うことを基本方針に、トップが先頭に立って一貫性と規律あるメッセージをグローバルに継続発信している。独自のスタジオ機能を持つ「グローバルメディアセンター」では、動画によるグローバルな発信を軸に据えて世界の主要メディアとユーザーへ直接メッセージを伝え、企業活動への理解を獲得している。メディアへの真摯な対応姿勢も評価される。 |
企業広報経営者賞
【泉谷 直木(いずみや なおき)】 アサヒグループホールディングス株式会社 代表取締役社長
】 |
経営者は会社の顔であるという認識の下、積極的にトップ広報を推進している。単に事実を正確に伝えるだけではなく、ストーリー性を重視し分かりやすく情報を発信している。また、“広報機能を担うのは全社員である”という意識を浸透させるべく、社内コミュニケーションに積極的に取り組んでいる。 |
選考委員会特別賞
【稲盛 和夫(いなもり かずお) 日本航空株式会社 名誉会長
】 |
会社の考えや目指す姿を丁寧かつ正々堂々と語ることで社会の理解を得、同社の再建をけん引してきた。また、経営陣や社員との徹底した直接コミュニケーションを通じて、企業理念やフィロソフィの浸透を図り、社内の意識・行動変革を果たした。同社の企業体質の変革は稲盛氏の功績によるところが大きく、その経営哲学に基づく強力なリーダーシップは、広報という観点にとどまらず、高く評価される。 |
企業広報功労・奨励賞
【薬師 晃(やくし あきら) 東日本旅客鉄道株式会社 広報部担当部長】 |
日本国有鉄道、東日本旅客鉄道を通じ、20年以上にわたり広報に携わる。平時のみならず緊急時にもリーダーシップを発揮。メディアへの真摯な対応姿勢も評価される。また、各支社で広報研修を行うなど、広報担当者の育成にも取り組み、JR東日本グループ全体の広報のレベルアップに貢献している。 |
【SGホールディングス株式会社 経営企画部 広報・CSRユニット】 |
宣伝や人事部門とも一体となり、ドライバーの現場力を訴求する戦略的広報を展開している。2012年に、同社の取材協力のもと発行された写真集『佐川男子』はメディアでも多数取り上げられ、業界全体のイメージアップに繋がった。また、社内全体のモチベーションを高め、営業成績の向上やリクルート面にも寄与するなど、企業活動に対する貢献も大きい。 |
2.選考委員
委員長 |
丸の内ブランドフォーラム |
代表 |
片平 秀貴 |
委員 |
武蔵大学 |
社会学部教授 |
江上 節子 |
読売新聞東京本社 |
経済部長 |
齋藤 孝光 |
プレジデント社
|
『プレジデント』編集長 |
鈴木 勝彦 |
シンクタンク・ソフィアバンク |
代表 |
藤沢 久美 |
朝日新聞東京本社 |
経済部長 |
堀江 隆 |
毎日新聞東京本社
|
経済部長 |
松木 健 |
毎日新聞社 |
『週刊エコノミスト』編集長 |
横田 恵美 |
日本経済新聞社 |
経済部長 |
吉次 弘志 |
<お問い合わせ先>
経済広報センター 国内広報部
〒100-0004 東京都千代田区大手町1−3−2 経団連会館19階
TEL 03−6741−0021
FAX 03−6741−0022