企業広報賞

第33回(2017年度)

1.企業広報賞受賞理由

(敬称略、順不同)

企業広報大賞

【オムロン株式会社】
「企業の公器性」を重視した企業理念の社員へ徹底とそ実現に努めている。障がい者が働く福祉工場「オムロン太陽」をはじめ、CSR活動を数多く展開するとともに、そうした活動をまとめた統合報告書は、他企業のモデルとされている。情報開示に積極的取り組み、ステークホルダとのコミュニケションにも熱心に取り組んでいる。

企業広報経営者賞

【似鳥 昭雄(ニトリ アキオ) 株式会社ニトリホールディングス 代表取締役会長兼CEO】
トップ自ら積極的に情報発信を行っている。自身の事業への思いや会社の歴史、商品等についてテレビ番組や新聞、雑誌に数多く登場し、柔らかな語り口で、自らの言葉をもって説明している。その結果、会社の認知度を高め、会社および商品の信頼を向上させている。また、地方創生にも貢献している。
【吉田 忠裕(ヨシダ タダヒロ) YKK株式会社 代表取締役会長CEO】
 *「吉」の土は下が長い
非上場企業でありながら、情報開示に積極的な姿勢を見せている。経営トップとして自ら 、社会との対話を重視した経営を展開している。海外で現地に根ざした事業を行いその国・地域の活性化に努めている。国内においても本社機能を一部地方に移し、その地域と一体となって環境等に配慮した「まちづくり」を促進し、ブランドイメージを高めている 。

選考委員会特別賞

【出口 治明(デグチ ハルアキ) ライフネット生命保険株式会社 創業者】
自社だけでなく業界全体について長年に亘り、幅広い情報発信を行ってきた。数多くの出版や講演を通じ、若い人たちとの対話も熱心に行っている。それに加え、最新のネットメディアやSNSの活用などでもツーウェイコミュニケーションを実践している。

企業広報功労・奨励賞

【臼井 一起(ウスイ カズキ) キッコーマン株式会社 執行役員コーポレートコミュニケーション部長】

20年以上に亘って、広報業務に携わり、同社における「広報」の地位をより高める努力をした。グローバルコミュニケーションにも注力した。「食」をテーマとする広報にも力を入れ、同社の認知度を高め、確固たるブランドの素地を築き上げた。長年の広報経験を活かし、広報活動を様々な角度から分析し体系化し、後継者育成にも努めている。

【山崎 真人(ヤマザキ マコト) 旭化成株式会社 購買・物流統括部長】

2017年3月までの15年間、誠実な広報活動を首尾一貫して行ってきた。自社に不都合な際に企業の真価が問われるが、その際にも、社外の目から逃げることなく、適切かつ迅速な情報提供を粘り強く継続した。また、社会の声も聴取しフィードバックすることにも努めた。

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2.選考委員

(敬称略、氏名五十音順)
委員長
一橋大学

大学院商学研究科特任教授 商学博士

伊藤 邦雄
委員

読売新聞東京本社

編集局次長兼経済部長 天野 真志
イー・ウーマン

代表取締役社長

佐々木 かをり

毎日新聞東京本社

経済部長 塚田 健太
東洋経済新報社

『週刊東洋経済』編集長

西村 豪太
ダイヤモンド社

『週刊ダイヤモンド』編集長

深澤 献

シンクタンク・ソフィアバンク

代表 藤沢 久美

朝日新聞東京本社

経済部長 丸石 伸一

日本経済新聞東京本社

経済部長 吉田 ありさ
<お問い合わせ先>
経済広報センター 国内広報部
〒100-0004 東京都千代田区大手町1−3−2 経団連会館19階
TEL 03−6741−0021
FAX 03−6741−0022
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