講演会・シンポジウムほか
リチャード・カッツ氏との懇談会 | |||||||
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日時 |
2025年4月24日(木) 13:00~14:00 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
テーマ:「日本経済の将来をめぐる課題と挑戦」 |
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カッツ氏は、米国トランプ政権の通商政策の背景、日本をはじめ世界経済に与える深刻な影響について触れた。続いて、日本企業が新陳代謝し生産性向上に取り組む必要性について説明した。そのためにはスタートアップの成長が求められているものの、それを阻害する要因として、個人保証など資金調達の困難さ等を指摘した。そのうえで、若年層の起業家精神やデジタル技術の進展を活用した新たな成長戦略の構築を提唱した。最後に、イノベーションとはテクノロジーそのものではなく、他社が気付かないような問題を発見し、解決策を見出すための想像力豊かな考え方のことであると強調し、日本企業の奮起を期待するとした。45名が参加。 |
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「中国における日本企業の事業再編の動向と必要とされる広報対応等」に関する 懇談会 | |||||||
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日時 |
2025年3月27日(木) 10:00~11:30 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
講 師:劉 新宇 北京市金杜法律事務所 パートナー 中国弁護士・中国政法大学大学院 特任教授 |
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大国間の対立や地政学リスクの高まり、米国の新政権による関税引き上げ措置といった外的要因に加え、不動産不況や内需の低迷などにより、中国経済の先行きは不透明感を増している。M&A、外国投資、国際貿易の専門家として、企業法務に関する豊富な知見と経験を有する劉弁護士は、変化する中国のビジネス環境に対応するリスク管理の重要性を強調。中国に進出した日本企業の撤退や事業再編が増加する最大の要因は人件費の上昇であり、ほかに政府規制の変化、米中関係などの影響も指摘した。撤退や事業再編の際に必要な企業の広報戦略について、偽情報への対応やレピュテーションリスクの低減などにいかに取り組むべきか、具体的な方策を明示しつつ、説明した。41名が参加。 |
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「企業は、多様化・多極化する社会やステークホルダーといかに関わるべきか: 必要とされる戦略性とグローバルな視座」に関する懇談会 | |||||||
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日時 |
2025年2月17日(月) 10:00~11:30 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 会員企業・団体 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「企業は、多様化・多極化する社会やステークホルダーといかに関わるべきか: |
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環境リスクや地政学・経済的圧力、社会の分断など、グローバル企業はますます複雑化する状況に直面し、ステークホルダーの期待と要求の板挟みになっている。カーター氏は、目的性と先見性を備えた戦略的なコミュニケーションによって、諸課題を回避し、企業の事業レジリエンスとレピュテーションを強化することができると説明。企業コミュニケーションは単に情報を発信するだけでなく、適時適切にメッセージを届け、ステークホルダーの行動を喚起するまでが重要だと強調した。広報担当者ら約50名が参加し、積極的な意見交換が行われた。 |
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ブルームバーグ スティーブンソン シニアエディターとの懇談会 | |||||||
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日時 |
2025年2月3日(月) 15:00~17:00 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
講師:リード・スティーブンソン ブルームバーグ シニアエディター |
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【オンライン】第2回企業広報事例講演会(オンデマンド配信) | |||||||
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日時 |
2025年1月9日(木) ~2025年1月30日(木) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「りそなグループの広報活動 ~誰かの未来をプラスに~」 講 師: 松井 邦夫 りそなホールディングス 執行役 コーポレートコミュニケーション部担当 |
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りそなホールディングスは、広報面でも、透明な経営、風通しの良い企業文化など、様々な改革に取り組んでいる。社外広報活動の基本であるニュースリリースでは、担当部署による初稿のばらつきを低減するため、リリース作成シートを制定。このシートでは、課題やきっかけ、伝えたいこと、関連データの有無などの項目を設け、事前に担当部署で内容を整理している。 |
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シンガポール 「ザ・ストレイツ・タイムズ」ウォルター・シム 日本特派員との懇談会 | |||||||
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日時 |
2024年11月29日(金) 15:00~17:00 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
講 師:ウォルター・シム シンガポール英字紙「ザ・ストレイツ・タイムズ」 日本特派員 |
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シンポジウム「公正・公平で強靭かつ持続可能な貿易投資環境の実現に向けて」 | |||||||
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日時 |
2024年11月22日(金) 14:00~17:20 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
<開会挨拶> <基調講演> <問題提起>
<パネリスト> <モデレーター> 【パネルディスカッション2】 <パネリスト> <モデレーター> <パネリスト> <モデレーター/ Moderator> |
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【オンライン】第1回企業広報事例講演会(オンデマンド配信) | |||||||
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日時 |
2024年11月21日(木) ~2024年12月12日(木) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「安川電機 広報活動の紹介」 講 師:林田 歩 安川電機 上席執行役員 コーポレートブランディング本部長 |
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安川電機は広報面でも、ブランドと企業価値の向上に向けた諸活動を加速させている。 コーポレートブランドと各商品のプロダクトブランドの双方を社内外に訴求する取り組みを進めている。社外のステークホルダーの評価獲得に努める一方、社内では、従業員のエンゲージメントと組織内の求心力の向上はもとより、従業員の家族の共感を得るべく尽力している。こう述べた後、林田氏は具体例を紹介した。社外向けとしては、NHK高専ロボコンや北九州市サッカーチームへの協賛。従業員の家族向けには、紙媒体の社内報の刷新や「ロボットの素晴らしさ」を伝える場である展示施設「安川電機みらい館」の開設(2015年)。 言語化され、従業員一人ひとりに認知されることで、信頼され、選ばれるYASKAWAブランドを目指したい、と語った後、林田氏は「安川電機と一緒に、広報の仕事の大切さ、面白さを追求したいと思っていただけるよう、安川電機で広報業務に携わりたいという人材を多く集められるよう、元気溢れる広報活動を今後も続けていく」という言葉で講演を締めくくった。視聴申込者は190名。 |
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「複雑化する国際情勢におけるグローバル企業のコミュニケーションの在り方」 に関する懇談会 | |||||||
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日時 |
2024年10月25日(金) 09:30~11:00 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
講 師:アレクサンダー・ガイザー FGSグローバルCEO |
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不透明感を増す国際情勢において、企業を取り巻く課題は複雑化し、ステークホルダーとの対話の在り方も多様化している。 |
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マスコミ講演会(名古屋会場) | |||||||
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日時 |
2024年10月17日(木) 13:30~15:00 |
場所 | 名古屋マリオットアソシアホテル | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「NHK名古屋における経済報道・企業取材」 |
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日本経済への寄与度が高いグローバル企業の本拠地である東海地域において、NHKは経済報道に注力している。取材からニュース化・放送に至るまでの過程や、NHKの報道体制についての詳説で講演が開始。続いて、広告放送の禁止など放送法の定めを遵守しつつ、ニュース性や視聴者の関心に重きを置いて、必要とされる具体的な情報を適切なタイミングで伝えている、と企業報道の基本方針が明示された。参加者は18名。 |
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マスコミ講演会(東京開催) | |||||||
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日時 |
2024年9月4日(水) 14:00~15:30 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「デジタルファーストの報道方針について」 |
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まず、デジタルファーストの報道方針を徹底している理由が明確に示された。次に、日経電子版の紙面構成の狙いや各セクション、ニュース等の特性、位置づけが詳説された。続いて、日経内部での記事の評価基準や読者の評価の把握と紙面への反映についての解説があった。さらに、報道の充実と記事のクォリティー維持に向けた記者の働き方改革や取材方法・編集体制の変化、さらには今後の課題にまで話が及んだ。参加者は85名。 |
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ハーバード大学日米関係プログラム・経済広報センター共催シンポジウム 「DXとAIの展望:日本企業と世界経済の機会と課題」 | |||||||
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日時 |
2024年7月11日(木) 14:00~17:15 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
プログラム: (1)パネル1「DXとAIの展望:ハーバード大学からの視点」 (2)パネル2「サイバーセキュリティとAI:日本企業の課題」(対談) |
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マスコミ講演会(大阪開催) | |||||||
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日時 |
2024年6月20日(木) 14:00~15:30 |
場所 | 新大阪ワシントンホテルプラザ | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「経済報道、デジタルも紙面も 朝日新聞の大阪での取り組み」 |
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野島氏は、新聞業界とニュースサイトの現状について解説した。紙媒体の発行部数、購読者の減少によりデジタル市場の重要度が増すものの、ニュースメディア全体が苦況にあることから、ニュースの原点に立ち返ったデジタル戦略の構築と実行が急務と強調した。反響のあった記事の実例を挙げながら、読者に求められる質の高いコンテンツとは何かを明らかにした後、様々な角度、手法によるニュース「解説」の充実、顧客セグメントに合った記事の試みなどデジタル戦略の一端を示した。参加者は24名。 |
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企業広報講演会(東京会場) | |||||||
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日時 |
2024年5月15日(水) 15:00~16:30 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「事業に貢献する広報の時代へ―広報パーソンに求められる新たな視点とは」 |
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早川氏は、広報は経営機能であることから、自社をデータ活用し分析することで経営課題に紐づいた広報になると述べた。講演では、実際に貢献したPR事例を挙げアプローチに注力し大きな成果に繋がった事例を解説した。検索数増加には、何回接触で認知や興味喚起につながるのかを試算し、市場創造記号を創造する必要があるとした。差別化が広報に求められる昨今、潜在ニーズと競合を踏まえ、定義し体現するファクト開発をしなければならないと結んだ。参加者は70名。 |
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企業広報講演会「アフターコロナにおけるBCPの再構築と広報」(東京会場) | |||||||
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日時 |
2024年2月21日(水) 14:00~15:30 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「アフターコロナにおけるBCPの再構築と広報」 |
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森氏は、巨大地震や感染症などの危機に備え、形骸化したBCPを再構築し、実効性を向上させていく必要があるとした。講演では、年始に発生した能登半島地震における初動対応や、各社のBCP強化事例を挙げながら、実効性のあるBCPを作成するためのポイントや、危機発生時の広報部門の役割について解説した。中でも特に初動対応においては、情報が不十分な中で決断を行う必要があるため、広報部門が主体的に情報を収集しなければならないと強調した。参加者は50名。 |
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【オンライン】第3回企業広報事例講演会(オンデマンド配信) | |||||||
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日時 |
2024年2月20日(火) ~2024年3月12日(火) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「ファンベースなまちづくり」 |
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三菱地所は、一人でも多く丸の内エリアを好きになってもらうことを目的とし、ファンづくりの取り組みを加速させている。 |
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企業広報講演会「記者が教える『本当に記事になるネタづくり』のノウハウ」(東京会場) | |||||||
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日時 |
2024年1月26日(金) 15:00~16:30 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「記者が教える『本当に記事になるネタづくり』のノウハウ」 |
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日高氏は、記者がニュースで注目するポイントとして「新奇性」「トレンド」「意義付け」の3つを挙げ、ニュースの価値は「ニュース」と「ニュースの具体的な情報」、「意義付け」で決まると解説した。中でも特に、読者や社会、業界などへの影響を示す「意義付け」は、記事の大きさを決める重要なポイントであると説明した。最後に、掲載されやすいニュースネタの具体例の紹介やパターン分析を行った。参加者は108名。 |
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【オンライン】第1回・第2回企業広報事例講演会(オンデマンド配信) | |||||||
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日時 |
2023年11月21日(火) ~2023年12月12日(火) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
第1回テーマ:「TOPPANホールディングスの広報活動」 |
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第1回・第2回は第39回企業広報賞「企業広報功労・奨励賞」受賞者が講演し、オンデマンド形式で実施した。視聴申込者は245名。 |
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企業広報講演会「平時と緊急時のメディア対応」(大阪会場) | |||||||
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日時 |
2023年10月23日(月) 14:00~16:00 |
場所 | 新大阪ワシントンホテルプラザ | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「平時と緊急時のメディア対応」 |
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江良氏は、「起こしたことよりもその後の対応で非難される」として、緊急時のメディア対応の重要性やポイントを説明した。講演では、様々な企業の緊急会見の事例を基に、ミニ演習を交えながら、適切な緊急時のメディア対応について解説した。來栖氏は、平時のメディア対応として、経営トップや経営層がどのようにメディア対応を行うと良いのか、広報部門がメディアとどのように向き合ったら良いのかについて説明した。参加者は23名。 |
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マスコミ講演会(名古屋開催) | |||||||
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日時 |
2023年7月20日(木) 14:00~15:00 |
場所 | 名鉄グランドホテル | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「朝日新聞の名古屋における経済・くらし報道」 |
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伊藤氏は、まず、東海地域のニュースを全国に発信する意義について詳説した。次に、朝日新聞の役割は、全国の生活者に向けて発信していくことだと説明。東海地域のニュースを報じる際も、事実を報じることで終わらせず、浮かび上がった課題を深掘りし、全国の読者に問題提起できるような取材を心掛けていると述べた。最後に、朝日新聞の紙の新聞のつくり方の変化についても言及した。対面形式で実施し、参加者は6名。 |
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マスコミ講演会(大阪開催) | |||||||
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日時 |
2023年7月11日(火) 14:00~15:00 |
場所 | 新大阪ワシントンホテルプラザ | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「毎日新聞における大阪発の経済報道」 |
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久田氏は、毎日新聞が直近5年で行った2つの改革(デジタルシフトと紙面共通化)について詳説した。デジタルで発信するようになったことで、会員登録をして最後まで読んでもらうため、記事の書き方が大きく変わりつつあることに言及。また、デジタル発信や全国の紙面を共通化したことにより、同社大阪経済部では、地域性に捉われず、全国の読者を意識した経済報道に注力していると説明した。対面形式で実施し、参加者は31名。 |
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講演・交流会 「サステナビリティ・コミュニケーション~戦略的ゴール設定や成果の捉え方を中心に」 | |||||||
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日時 |
2023年6月30日(金) 14:00~16:30 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
【講演会】 |
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講演会では、世界18カ国で展開する英戦略アドバイザリーファームであるブランズウィック・グループの宇井理人ディレクター、門恭子アソシエイトが、「企業価値の向上に資するサステナビリティ・コミュニケーション」をテーマに講演した。両氏は、「日本企業は、事業の外での社会貢献活動としてのCSR重視から、サステナビリティをビジネスチャンスととらえて事業戦略に統合する段階に移行しつつある。さらに差別化を図るためには、社会課題へのインパクトに重点を置き、未来価値の創造を目指すべきである」と指摘。変革推進のためには、「①経営戦略②多様なステークホルダーに伝わるストーリー構築③能動的なコミュニケーション戦略――の3点を効果的に設計すべき」と述べた。また、成果指標の設定に際して、企業事例を紹介しつつ、「誰のパーセプション(認知)をどのように変化させたいのか、というゴールから逆算することが重要である」ことを訴えた。 |
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マスコミ講演会(東京開催) | |||||||
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日時 |
2023年6月8日(木) 14:00~15:00 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「経済の注目点と読売新聞の報道」 |
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小野田氏は、まず、コロナ後の経済や暮らしがどのように変化していくかが最大の関心事であり、読売新聞は同時代感覚に訴える紙面構成を心掛けていると述べた。その上で、経済部の基本的な方向性(①物価・賃上げ、②コロナ後を見据えた企業活動、③脱炭素と経済合理性の両立、④持続可能な経済財政政策、⑤貿易摩擦は再燃するのか)について説明があった。次に、紙媒体で購読される読者を大切にしたいとの考えのもと、紙でじっくりと読んでもらう施策として始めた2つの連載について紹介した。最後にデジタル媒体についても触れ、読売新聞では紙とデジタルがそれぞれの良さを補完しあうことを目指していると説明。速報性の高いニュースや紙媒体に掲載しきれない内容などについては、デジタル媒体で伝えていく方針であると述べた。対面形式で実施し、参加者は 67 名。 |
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グローバル広報講演会「世界情勢を見据えた危機管理、M&Aの動向とグローバル広報のあり方」 | |||||||
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日時 |
2023年2月14日(火) 15:00~16:30 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 会員企業・団体 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
(1)基調講演「グローバル視点のM&Aとアクティビズムコミュニケーション」 マーク・マコール FTIコンサルティング ストラテジック・コミュニケーション部門 グローバル・セグメント・リーダー (ストラテジック・コミュ二ケーション部門のグローバル統括) (2)講演「日本企業のグローバル展開における危機管理とグローバル広報の役割」 鈴木 優 TMI総合法律事務所 パートナー(弁護士) (3)講師等によるパネルディスカッション |
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講演・交流会 「カーボンニュートラルに向けた企業の取り組みに関し、ステークホルダーとのコミュニケーションをいかに行うか」 | |||||||
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日時 |
2023年2月8日(水) 14:00~16:30 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
講演会 |
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講演会では、郡裕一氏が、気候変動に関するステークホルダーの意識調査の結果(2022エデルマン・トラストバロメーター)、カーボンニュートラルへの取り組みの発信に関する企業事例を紹介した。 その後、約30人の参加者が約10人ずつ三つのグループに分かれて、①顧客や生活者にカーボンニュートラルへの取り組みの価値をどう伝えていくべきか②カーボンニュートラルに関し投資家とどのようにコミュニケーションをとるべきか③カーボンニュートラルに関するコミュニケーションに関して社内体制はどうあるべきか―などについて、ディスカッションを行った。 |
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【オンライン】第3回企業広報事例講演会(オンデマンド配信) | |||||||
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日時 |
2023年1月11日(水) ~2023年1月25日(水) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「HD広報の取り組み~ZHDGとしての取り組み~」 |
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冒頭、Zホールディングス(以下、ZHD)におけるコミュニケーション部門の組織体制や、部門として目指す方向性について説明があった。次に、ZHD立ち上がり期におけるホールディングス単体およびグループ各社向けの広報活動について、具体例を交えつつ解説した。また、記者会見のポイントや、伊東氏が考える広報活動での大切な要素についても触れた。本講演会はオンデマンド形式で開催し、視聴申込者は206名。 |
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企業広報講演会「変容の時代のグローバルコミュニケーション〜高まるリーダーへの期待と責任〜」 | |||||||
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日時 |
2022年12月1日(木) 10:00~11:00 |
場所 | KDDIホール | ||||
対象 | 会員企業・団体 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「変容の時代のグローバルコミュニケーション〜高まるリーダーへの期待と責任〜」 |
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81カ国でPR事業を展開するウェバー・シャンドウィック(Weber Shandwick)のグローバルプレジデントであるスーザン・ハウ氏が「変容の時代のグローバルコミュニケーション〜高まるリーダーへの期待と責任〜」をテーマにリーダーの在り方について講演した。 |
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「グローバル広報のビジネスインパクトと国際会合の活用」に関する講演会 | |||||||
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日時 |
2022年11月21日(月) 10:30~11:30 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
テーマ:「グローバル広報のビジネスインパクトと国際会合の活用」 講 師:APCO Worldwide Executive Director, Head of Strategic Partnerships & Global Engagement アナ・トンケル氏 |
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企業広報講演会「エデルマン・トラストバロメーター ~信頼の変遷から見たコミュニケーションの変化~」 | |||||||
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日時 |
2022年11月18日(金) 10:00~11:00 |
場所 | 経団連会館 | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「エデルマン・トラストバロメーター ~信頼の変遷から見たコミュニケーションの変化~」 |
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世界最大のPR会社であるエデルマン(Edelman)CEOのリチャード・エデルマン氏が来日する機会を捉え、信頼度調査「エデルマン・トラストバロメーター」を中心に各国の企業が置かれた状況について講演いただいた。 |
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オンライン会合「企業価値向上につながるグローバル・コミュニケーションのあり方」 | |||||||
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日時 |
2022年11月16日(水) 10:30~12:00 |
場所 | オンライン(Zoom Webinar) | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
テーマ:「企業価値向上につながるグローバル・コミュニケーションのあり方」 講 師:マッキンゼー・アンド・カンパニー 戦略&コーポレートファイナンス研究グループ ジョナサン・ウォッツエル(シニアパートナー)、ワーナー・レーム(パートナー)、田口弘一郎(パートナー)、 |
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【オンライン】第2回企業広報事例講演会(オンデマンド配信) | |||||||
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日時 |
2022年10月13日(木) ~2022年11月4日(金) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「『攻め』で続ける日立広報の変革」 |
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冒頭、日立製作所の現在の組織体制などについて説明があり、その後、森田氏がコーポレート広報部長に就任した2020年度から2022年度における具体的な広報活動を紹介した。特に、森田氏の20年以上にわたる新聞記者の経験を活かした広報活動事例について詳説した。また、コロナ禍におけるメディアリレーションやトップ取材の工夫についても触れた。本講演会はオンデマンド形式で開催し、視聴申込者は267名。 |
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オンライン会合「グローバル広報と危機管理」 | |||||||
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日時 |
2022年9月15日(木) 10:00~11:00 |
場所 | オンライン(Zoom Webinar) | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
テーマ:オンライン会合「グローバル広報と危機管理」 講 師:ジョアン・ウォン FTIコンサルティング シニア・マネージング・ディレクター ストラテジック・コミュニケーション部門 北アジア統括 |
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【オンライン】第1回企業広報事例講演会(オンデマンド配信) | |||||||
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日時 |
2022年8月23日(火) ~2022年9月13日(火) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「京セラグループ コミュニケーション活動について」 |
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冒頭、現在までの京セラグループの歴史や広報部門の組織体制と主な役割について説明があった。次に、広報部門の各組織(ブランドプランニング部・コミュニケーションデザイン部・メディアリレーション部)それぞれの具体的な活動内容について解説した。とりわけ、杉内氏所属のメディアリレーション部が実施する海外拠点での広報活動や、直近のPR事例について詳説した。本講演会はオンデマンド形式で開催し、視聴申込者は282名。 |
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企業広報講演会「危機管理広報のポイント」(大阪会場) | |||||||
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日時 |
2022年7月29日(金) 14:30~16:30 |
場所 | グランフロント大阪 | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「危機管理広報のポイント」 |
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冒頭、直近の企業の不祥事対応の成功事例と失敗事例を比較しながら危機管理広報を紹介した上で、危機管理広報に求められる大原則(➀逃げない・隠れない、②トップが顔になる、③スピード感を持つ)や不祥事発生時の初動対応、マスコミ対応の具体的方法について詳説した。ほかにも緊急会見実施時に留意する事項ついても触れた。また、講演中には、参加者を交えた記者会見の模擬演習も実施された。参加者は20名。 |
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マスコミ講演会(名古屋開催) | |||||||
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日時 |
2022年6月13日(月) 14:30~15:30 |
場所 | 名鉄バスターミナルビル 名鉄グランドホテル | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「日経新聞の名古屋における経済報道」 |
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冒頭、日経新聞の名古屋圏での具体的な経済報道の内容や、全国大での紙面改革の取組みついて紹介した。次に、日経新聞とTXN系列テレビ局が共同制作しているLBS(ローカルビジネスサテライト)について言及した。具体的には、地方の経済や企業の旬な情報について、動画でわかりやすく発信しているとの説明があった。また、銀木氏自身が考える効果的な情報発信の方法についても触れた。参加者は8名。 |
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マスコミ講演会(東京開催) | |||||||
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日時 |
2022年6月9日(木) 14:30~15:30 |
場所 | 経団連会館/オンライン(Zoom Webinar) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「WBSにおけるニュースの視点」 |
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冒頭、WBSの基本的な方向性(➀経済報道に特化し、積極的な差別化、②日本経済を元気にさせる提案型の報道、③「あなたと世界を経済でつなぐ」ニュースの発信)や、コロナ禍を経た新コーナーについて説明した。次に、放送までのスケジュールなど番組制作の裏側について動画を交えて紹介した。最後に、目に留まりやすいプレスリリースや企業の広報担当者へのお願いごとについても触れた。参加者は、対面とオンライン合わせて約160人。 |
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マスコミ講演会(大阪開催) | |||||||
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日時 |
2022年6月2日(木) 14:30~15:30 |
場所 | 大阪マルビル 大阪第一ホテル | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「デジタル化時代の経済報道」 |
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冒頭、デジタル化が進む中で記事のスタイルは大きく変化し、記者としても読まれるための様々な試行錯誤を繰り返していることに言及した。それと同時に、記者の仕事も多様化していることにも触れた。そしてデジタル記事においても読まれるための要素(➀見出しにある「パワーワード」、②主語が小さなストーリー、③経営トップのことば)について詳説した。最後に、関西発の経済ニュースの発信の方向性について、所感を述べた。参加者は25名。 |
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オンライン会合「欧州におけるグローバル広報の留意点」 | |||||||
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日時 |
2022年5月24日(火) 10:00~11:00 |
場所 | オンライン(Zoom) | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
講 師: デボラ・ヘイデン フィンズベリー・グラバー・ヘリング 東京事務所共同代表 |
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オンライン会合「中国メディアの現状と日本企業の広報対応について」 | |||||||
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日時 |
2022年3月23日(水) 15:30~16:30 |
場所 | オンライン(zoom) | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
講 師:鄒 大慶 日中交流機構 代表取締役社長
弓長 国華 日中交流機構 プロデューサー
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【オンライン】第4回企業広報講演会 | |||||||
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日時 |
2022年2月4日(金) ~2022年2月25日(金) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「パーパスに基づくブランド価値経営とは」 |
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冒頭、コロナ禍を経験した現在、ブランドを軸とした重要な経営課題の一つに「パーパス(存在意義)」があると述べた。企業が示す魅力的なパーパスには、人を突き動かす力があり、企業のブランド価値の向上、ひいては企業の業績向上にも結び付くからであると理由を説明した。その後、パーパス設計に必要な3つの観点(「フィールド」・「役割」・「理念」)や、パーパス具現化の要件について解説した。加えて、今後企業に求められるブランディング戦略についても言及した。本講演会はオンデマンド形式で実施し、第3回企業広事例報講演会と合わせて申込者は326名。 |
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【オンライン】第3回企業広報事例講演会 | |||||||
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日時 |
2022年2月4日(金) ~2022年2月25日(金) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「東レのコミュニケーション活動について」 |
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冒頭、現在の東レの広報体制や広報室の理念について説明があった。次に、東レの特徴的な情報発信の一つである「東レキャンペーンガール」を解説した。加えて、広報の直近の重点課題(「グローバル化およびデジタル化への対応」・「インターナルコミュニケーションの強化」)に関する現在の取組み内容や、今後の取組み予定について詳説した。他にも、宣伝部門などの他部門のコーポレートコミュニケーション事例も取り上げた。本講演会はオンデマンド形式で実施し、第4回企業広講演会と合わせて申込者は326名。 |
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【オンライン】マスコミ講演会 | |||||||
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日時 |
2022年1月25日(火) 14:30~15:30 |
場所 | オンライン(Zoom Webinar) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「ウィズ・アフターコロナ下の経済報道」 |
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冒頭、平地氏はコロナ禍での経済部の取材方法の変化について言及した。オンラインによって取材機会が増えたものの、対面でのコミュニケーションの重要性も実感したことから、今後は対面取材を基本としつつ、オンラインも活用したハイブリッド型の取材方法が望ましいと説明した。そして、コロナ禍における経済部の記事について、具体的な事例を交えつつ紹介した。このほか、新聞記者に刺さる広報の条件や、企業の不祥事発生時の対応姿勢についても取り上げた。本講演会はオンライン方式にて実施し、参加者は83名。 |
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オンライン会合「グローバル広報によるマルチステークホルダー・エンゲージメントの重要性―5つのポイントと事例紹介」 | |||||||
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日時 |
2022年1月20日(木) 10:00~11:30 |
場所 | オンライン (Zoom) | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
講師:河本 孝志 ブランズウィック・グループ 日米事業統括ディレクター(ワシントン D.C.) |
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【オンライン】第3回企業広報講演会 | |||||||
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日時 |
2021年12月6日(月) ~2021年12月28日(火) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「競合データを活用したPR戦略立案・改善のポイントとは?」 |
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早川氏は、冒頭、時代とともにメディアやコミュニケーション手法が多様化していることから、PR戦略の性質も変化させる必要があると指摘。現在では、時流や市場に応じて施策の内容を柔軟に検討するPR戦略が求められると強調した。そして、PR戦略を立てるにあたっては、競合他社に関するデータの活用が重要であるとし、理由として①競合他社と比較した自社のPR状況の相対的な位置を把握できる、②自社のPR戦略に関して新たな視点を取り入れられる、からであると述べた。また、自社広報の事業フェーズに応じて、競合他社と比較した指標を設定する際にも、競合データが役立つことも説明した。ただ、データ収集自体は煩雑な作業が多く、多大な労力もかかることから、ツール等を活用して、可能な限り自動化・省力化することが望ましいとした。視聴申込数は157名。 |
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マスコミ講演会(大阪開催) | |||||||
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日時 |
2021年11月29日(月) 14:00~15:30 |
場所 | 大阪マルビル 大阪第一ホテル | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「ウィズコロナ時代の経済報道」 |
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冒頭、中村氏から読売新聞大阪本社の経済部の取材体制や、「読まれる紙面」・「役立つ紙面」が新聞には求められているとして、価値ある情報を読者に提供できるよう、皆で議論し、冷静な報道を心掛けているとの説明があった。そのうえで、大阪本社版の経済面の各コーナーについて、講演会参加企業の事例を中心に多数紹介した。このほか、社説は様々な知識が凝縮しているコンテンツであり、世の中の動きが分かることから、可能な限り継続して読むよう推奨した。後半ではコロナ下においての報道対応について、特に記者会見のオンライン実施は、会場の空気感も伝わりにくく、記者からの質問がしにくいことから、可能な限り対面での実施が望ましいと述べた。対面形式で実施し、参加者は 16 名。 |
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【オンライン】第2回企業広報事例講演会 | |||||||
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日時 |
2021年11月9日(火) ~2021年11月30日(火) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「コロナ禍における広報の取組み」 |
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講師の福村重和氏が所属するユニ・チャーム企画本部広報室は、当センターの第37回企業広報賞において、企業広報功労・奨励賞を受賞している。 福村氏はまず、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、同社における広報活動を展開するにあたって、感染予防に欠かせないマスクのメーカーとして、メディアはもちろん、その先にいる消費者も意識して伝え方に工夫を凝らしていたことを紹介。具体的には、マスクの生産・供給状況を正確かつタイムリーに伝えるために、これまで公開していなかったマスクの製造工場の公開に踏み切ったことを挙げた。その結果、マスク供給における不安の低減に結びつけるなど、ユニ・チャームのマスクの認知度・信頼度を高めることにつながったと述べた。また、長時間マスクを着用することによるストレスを解消するため、正しいマスクのつけ方の動画を作成・公開するなど、消費者が抱える悩みに対する解決策を提案したことにも言及した。さらに、口元や表情を見ながらコミュニケーションを取っている聴覚障がい者の声に応え、「顔がみえマスク」を発売するなど、新たなニーズの掘り起こしにも成功したと述べた。 最後に同氏は、コロナ禍を通して、消費者視点に立ち返って役立つ情報を発信し、「今」のニーズに合致した広報を実践することの大切さをあらためて感じたと結んだ。 視聴申込数は、2020年度第3回企業広報講座の再配信とあわせて254名。 | |||||||
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マスコミ講演会(名古屋開催) | |||||||
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日時 |
2021年11月4日(木) 14:00~15:30 |
場所 | 名古屋栄 東急REIホテル | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
テーマ:「コロナ禍の経済報道」 |
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福田氏は、まず、コロナ禍によってこれまでの先例が役に立たなくなっており、企業活動においては「常識にとらわれずに変わっていく」ことがますます必要になっていると述べた。その上で、「情報化」「コロナ」「脱炭素化」の3点について、東海地域での具体例を交えつつ説明した。次に、コロナ禍以降の世の中では、既存の価値観が大きく変わっていくと予想し、その状況を乗り越えるための方策として、「何事もまずはやってみること」「時間や資料などで余白を大切にすること」「新聞や本などの引っかかりポイントを大事にすること」の3点を提示した。最後に、自社の広報内容が、より新聞にて取り上げられるためには、記者に興味を持たれるよう、広報内容の「切り口」を工夫すべきだと述べた。参加者は10名。 |
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【オンライン】第2回企業広報講演会 | |||||||
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日時 |
2021年10月7日(木) ~2021年10月27日(水) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「DXを活用した広報活動のKPI」 |
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雨宮氏は、デジタルマーケティングに比べて、現在の広報に関するKPI管理はかなり後進的であると指摘。問題点として、①指標の客観性が不足していることから、広報活動との連動性が明確ではなく、KPI自体の意味が見いだしにくいこと②指標に関する課題と行動改善が結び付いておらず、生産的なKPIツリーではないこと③KPIをレポート化するための集計コストが高いこと――の3点を挙げた。 |
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【オンライン】第1回企業広報事例講演会 | |||||||
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日時 |
2021年10月7日(木) ~2021年10月27日(水) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「アサヒの新しい広報戦略」 |
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講師は、経済センターが主催する第37回企業広報賞において、企業広報功労・奨励賞を受賞したアサヒビールの田中隆之氏(前アサヒグループホールディングス理事コーポレートコミュニケーション広報部門長)。 |
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【オンライン】第1回企業広報講演会 | |||||||
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日時 |
2021年9月1日(水) ~2021年9月21日(火) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
テーマ:「広報を考える~ジャーナリズムとのインタラクティブなコミュニケーション~」 |
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臼井、渡辺両氏は、広報は徹底した現実主義を追求することが極めて重要と指摘。そのうえで「100%の成功はあり得ない」ことを念頭に置き、失敗するとすればどういう状況なのか、対応策は何なのかを突き詰めて考えるべきと強調した。また、情報を流通させる「商人(あきんど)」として広報パーソンを位置づけ、情報の発信にとどまらず、相手の理解を促し、提供した情報を活用してもらってこそ意義があるとし、いかに「三方よし」の状況をつくり上げるかが腕の見せ所だと解説した。そのためには、うそをつかないことやクイックレスポンスといった基本的な要素を身に付けることに加えて、社内との対話には社内、社外との対話には社外に重心を置く「コウモリ外交」のように、役者を演じることも大切だと言及した。視聴申込者は、第5回企業広報講座とあわせて256名。 |
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【オンライン】企業広報講演会「ESG情報の開示と広報」 | |||||||
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日時 |
2021年1月28日(木) ~2021年2月28日(日) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
講 師:秋山 和久 タンシキ 代表取締役 |
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秋山氏は講演で、SDGsやESGを重視する姿勢が世界的に拡がり、企業がESG情報を十分に発信できていないと、資金調達や採用、調達、消費者の購買になると言及。経にも影響を与えるよう営を補佐する広報部門は、ESGの情報開示にどのようにかかわるのか。IR・CSR部署との連動を含め、報道対応・社内広報などの企業広報の「実務」にどう落とし込むのか。 今後の広報部門にとって重要なテーマについて、ESGの基礎知識や情報開示の潮流を確認しつつ、企業広報の実務で何をすべきかを解説した。申込者数は318名。 |
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オンライン会合「日本企業のグローバル広報;現状、課題と留意点 ―官民での経験を踏まえて―」 | |||||||
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日時 |
2020年12月10日(木) 14:00~15:00 |
場所 | オンライン (Microsoft Teams) | ||||
対象 | 会員企業・団体 | ||||||
講 師:田中 径子 日産フィナンシャルサービス 執行役員 |
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【オンライン】企業広報講演会「ポストコロナ・リモート時代の発信力を強化する世界最高のコミュ術」 | |||||||
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日時 |
2020年11月2日(月) ~2020年11月30日(月) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
講 師:岡本 純子 グローコム 社長/コミュニケーションストラテジスト |
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岡本氏は講演で、リモート時代におけるコミュニケーションの課題やルール、コミュニケーションの3大要素について触れ、自分の意図を正確に伝える コミュニケーション力が今後ますます必要となるビジネススキルであること を指摘した。また、人は自分が聞きたい話しか聞かない生き物であるとし、自分視点を「離す」ことによって相手の鍵穴を見つけ、共感力を高めること の重要性を説いた。 | |||||||
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【オンライン】企業広報講演会「パンデミック、地震等の自然災害と危機管理広報」 | |||||||
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日時 |
2020年6月10日(水) ~2020年7月13日(月) |
場所 | オンライン(オンデマンド配信) | ||||
対象 | 広報担当者(会員企業・団体限定) | ||||||
講 師:森 健 森総合研究所 代表・首席コンサルタント |
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企業・自治体の双方で危機管理の実務経験を有する森総合研究所代表・首席研究員の森健氏によるWebセミナー(オンデマンド配信)を開催した。 |
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